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お家サロンLILU FLEUR (リル フルール)🌹〜癒しの先 なりたい自分になる〜自分が望む幸せな人生をクリエイションしていきましょう!

人生をまたぐドラマ

2024.04.02 01:31

今回のセッションはとても胸が熱くなりました。


クライアント様から

「最近お会いした方がいるんですが、『会ったことがある』という感じがあるんです。どんなご縁があるか見えますか?」


そう言われて、その方とのご縁を見させていただきました。



〈おそらくは明治〜大正のあたり。

20代になったくらいの儚げな男性が、病院のベッドの上に座っています。

病室の窓の外には満開の桜。

彼を見つめる和装の少女。

彼は結核のようです。

そのため、それが2人が会える最後のチャンスだと言うのに、少女は彼のそばに行くことが許されませんでした。

何もしてあげられない少女とは違い、看護師さんが彼のお世話をするために病室に入っていきます。

「私が看護師さんだったら、彼の最後を看取れたのかしら」

切なくて悔しい感情が伝わってきます。

その後、2人が再び会うことはありませんでした。〉



今回のクライアント様は看護師さんです。

ある利用者様のことを、『どこかで会ったことがある気がするけど、芸能人だったのかしら?』と思っていたそうです。

その利用者様に「桜が見たい」と頼まれ、桜を買っていかれました。

利用者様は、すでに目を開けるのも難しい状態だったそうですが、「桜ですよ」と声をかけると、うっすらと目を開けて、桜を見てくれたそうです。

クライアント様がその利用者様とお会いするのは、それが最後になりました。

「ああ、あの時、あの人に桜を見せてあげられて良かった」と思ったそうです。

その利用者様は、昔、結核で離れ離れになってしまった彼でした。

クライアント様は、彼の最期に寄り添いたいと思っていた少女だったのです。


彼は今回も肺の病気でした。

看護師となったクライアント様は、また2人で桜を見て、今回は彼のそばで最期のケアをすることができました。


この話を伝えると、クライアント様は

「今日のセッションのこと、あの利用者様との出会いとご縁を、家でゆっくりかみしめます」とおっしゃっていました。


私達の願いが、想像もつかない形で叶うことがあります。

今回は「看護師になって、彼の最期に寄り添いたい」という願いが、長い時間をかけて叶ったのでした。


人生をまたいで願いが叶うなんて、壮大な計画です✨人生は本当に感動的なドラマでいっぱいです。