イベント報告:「ドングリの木でシイタケづくり」
2024.04.02 03:50
2月12日に「ドングリの木でシイタケづくり」を開催しました。例年行っているこのイベント、今年は午前午後の2回実施しました。
まずは原木選び。太さと長さが丁度いいものを選びたいところです。丁度いい木が見付からない場合は、長すぎる木を切るところから始めます。今回用意したアベマキの木は、硬くて切るのが大変です。
次はシイタケ菌の種コマを原木に打ち込みます。穴を開ける位置に印をつけたら、ドリルで穴を開けて、ハンマーで叩いて種コマを入れます。全部の穴に種コマが入っていることを確認したら、原木の完成です。
できた原木は持ち帰って、シイタケが出るまで1年半以上もお世話しなければいけません。
作った原木を自宅のどこに置くかが大問題。トヨタの森では湿気の多い森の中や建物の北側に置いていますが、普通の住宅では乾燥しすぎてしまいます。皆さん頭を悩ませていました。
参加された皆さんからは
「育てる環境が大切とわかった。家で最適な場所をさぐりたい」
「菌の声が聞こえないので、お世話が大変」
「なぜカビやキノコが生えるのか、調べてみたい」
といった感想をいただきました。
シイタケを育てるには、シイタケの好きな環境を作ってあげなければいけません。美味しいシイタケを食べるために、シイタケの気持ちを想像しながらお世話してあげてください。
(文・コイさん 写真・がっちゃん、まっつん)