「知性・諜報」を英語で言うと?
おはようございます、Jayです。
一昨日の静岡県の入庁式で川勝知事が職業差別と捉えられかねない発言をしたのが物議を醸しています。
その時に「知性」という言葉が使われていたのですが、この「知性」を英語で言うと?
「知性」=“intelligence”(米:インテラジャンス、英:インテリジャンス)
例:
“The governor wants his new workers to acquire high intelligence.”
「知事は新職員に高い知性を得る事を求めています。」
みなさんは「知性」とは具体的にどんな事を指しているかわかりますか?
私は分からなかったので調べてみました。(;^ω^)
“weblio辞書”によると「 物事を知り、考え、判断する能力」とあります。
“intelligence”というと“何か新しい事を覚える能力”という時に使う事もあれば、“物事を学んで判断する”という意味もあるので「知性」と訳せます。
アメリカのスパイ機関の“C.I.A.”がありますが、こちらは“Central Intelligence Agency”の略でこちらも“intelligence”が入っています。
日本語では「中央情報局」と訳される事がありますが、実は“intelligence”には機密情報などの「諜報」という意味もあります。
ですので意味合い的には「中央諜報局」の方が合っている気がします。
川勝知事の差別発言とされている発言は↓こちらです。
「実は静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要がありますね。」
川勝知事はここだけ切り取られたから差別発言に聞こえるのであって全文を聴いたり(読んだり)すれば意図はわかるとおっしゃっていました。
たしかにマスコミは“一部分を切り取って印象操作をしている”という事がよくあるように感じるので私は全文読みました。
静岡県庁公式チャンネルに映像がありますが、私はそのマスコミの力を借りてw“FNNプライムオンライン”が全文を文字起こしを読みました。
冒頭の方は静岡県はいつか大地震があるから危機管理意識を持ってほしいなど非常に素晴らしい事を述べています。
そして差別発言とされる箇所は“新職員に知性を高めて県民が抱える問題を解決できるようになってほしい”との思いからだと思います。
全文を読ませていただきましたが、やはり差別発言に感じました。(表面上はそんなつもりはなくても潜在的に)
なぜ他の職業を出したり比べる必要性があるのでしょうか?
知性という言葉を借りるならどんな職業でも知性は必要です。
必要とされるものは職業によって違いますが、“公務員だから〇〇”とかはないと思います。
あと、知事、長いです。
冒頭の危機管理部分辺りで終わっていれば素晴らしかったです。
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