ZIPANG-8 TOKIO 2020 西川甚五郎邸 特別公開について~近江商人館(寝具の西川 祖)~
令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、能登半島地震で被害を受けた皆さまに、
心よりお見舞い申し上げます。(編集局)
2024 春の特別公開について(ご案内)
450年余りの歴史を有する”近江商人(寝具の西川で知られる西川甚五郎邸)の邸宅見学を含む特別ツアーのご案内です。
白雲館
白雲館にご集合頂いた後、観光ボランティアガイド協会の案内で八幡堀やヴォーリズ像のご案内します(午前の部は町歩きは無)。その後、西川家邸宅にて、西川家の歴史についてのミニ講義、そして邸宅内の見学、近江商人の知恵と暮らしに触れる内容になっています。
白雲館は、明治10年(1877年)に八幡東学校として建築されました。子どもの教育充実を図るために建てられたものであり、その費用の大半が寄付で賄われ、当時にして6,000円(米1俵が1円34銭)が集められました。
現在は、観光案内所及び市民ギャラリー等として活用されています。(国登録有形文化財)
設計者 高木作右衛門
【開館時間】9時から17時
【休館日】年末年始
施設案内
【1階】観光案内所(観光情報の発信、特産品等の販売)
1階ホール(伝統工芸品等の展示)
【2階】多目的ホール(企画展等のギャラリー)
現在、白雲館は、指定管理者である一般社団法人近江八幡観光物産協会により管理運営が行われています。施設の利用等については、一般社団法人近江八幡観光物産協会
(電話:0748-32-7003)へご連絡ください。
【日程】
・令和6年4月18(木)~22日(月)の連続5日間(午前の部・午後の部)合計10回
集合場(白雲館)
午前の部10:00~、午後の部13:30~ 解散時間 午前の部12:00、午後の部16:00
【連絡】・4/20 (土)午後の部は定員に達しました。
近江八幡市 西川甚五郎邸 外観
【コース】
*午前の部は町歩きはありません。
・白雲館→観光ガイド協会案内(八幡堀・ヴォーリズ銅像)*午前の部のみ、 →西川邸
(西川文化財団職員によるミニ講義、邸宅案内、史料館&shop見学)、解散
【代金等】
・1,500円(当日支払)*見学代、ガイド代、資料代、お土産代を含む
*中学生以上に限ります。
・その他 邸宅内は、撮影禁止、飲食禁止です(ご協力ください)
【申込】
・電話もしくはメールにてお申し込みください
申込先:近江八幡観光物産協会(電話:0748-32-7003)、
月~土曜(10時~17時)、mail:omi8@sweet.ocn.ne.jp
以下4項目を記載ください。
①希望日、②希望時間(午前・午後)、③申込人数、④お名前と連絡先(携帯)
先着順にて受付(直前の申込は電話にてお願いします)
*メールの件名は、西川邸見学ツアーと記載ください。
(他のツアーとの混乱を避けるため)
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(順不同・敬称略)
一般社団法人 近江八幡観光物産協会
〒523-0864 滋賀県近江八幡市為心町元9−1(白雲館内) 電話: 0748-32-7003
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
八幡まつり(松明まつり)
「八幡まつり」は豊臣秀次の開町以前から実施されている千数百年の歴史を誇る伝統のお祭りです。
まつりは毎年曜日に関係なく4月14日・15日に開催されます。
14日は松明への奉火を行う火祭り「松明まつり」、15日は大太鼓が宮入する「太鼓まつり」が実施」されます。
八幡まつりについて
八幡まつりの言われ
この祭りは、西暦275年に近江の地に行幸された応神天皇が、現在の日牟禮八幡宮へ参詣される際に、琵琶湖岸に位置する南津田7軒の家の者が、ヨシで松明を作り、火を灯して道案内をしたのが始まりではないかと伝えられています。
*まつりの始まり関しては、奇説や諸説があり詳しいことは良く分かっていないようです。
祭りの構成
社伝によれば、八幡宮本殿の南側に祀られる大島神社がその地主神で、正暦2年(991年)に八幡神を宇佐八幡宮から勧請、その後、帰属した船木郷と両郷の鎮守として推移したと伝えられています。
八幡祭における、上之郷が大島郷、下之郷が船木郷とされ、幕末までは、祭りの中に上之郷が大島社に対して行う神事があり、特に「大島祭」と称していたようです。
現在は上之郷(市井、多賀、北之庄、鷹飼、中村、宇津呂、大林、土田)と下之郷(船木、小船木、大房、南津田)12郷のまつりとされています。
近江八幡の春には桜と菜の花の饗宴「水郷めぐり」もお薦めです
他にも見どころ
水郷めぐり(春)
水郷では、豊かな自然や人々のくらしの知恵を見ることができます。
水辺に広がるヨシは、鳥や魚の住処・産卵場所・稚魚の成育の場となるため、多種にわたる鳥や魚が住んでいます。
また、ヨシには、水質浄化・護岸の保護としての役割があります。
●ヨシの水質浄化のはたらき
1.水の流れを弱くして、水の汚れを沈める
2.水中の茎につく微生物によって水中の有機分を分解する
3.水の中の窒素、リンを養分として吸い取る
【 参 考 】 滋賀県ヨシ条例(1992年施行)
乗船ご希望の方は 、詳しくは下記まで お問い合わせください。
近江八幡和船観光協同組合 電話0748-32-2564
(詳しくは下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-3 TOKIO 2020「千数百年の歴史を誇る伝統の お祭り 近江八幡の『八幡まつり』」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5814368
日牟禮八幡宮と西川甚五郎邸さらに織田信長・安土城
八幡商人の信仰を集め、重要文化財が多数保存されている。
日牟禮八幡宮
古くからこの神社は八幡商人の信仰を集め、左義長、八幡まつりは全国的に有名である。社宝にはベトナムまでその活躍場を求めた八幡商人の代表格西村太郎右衛門が奉納した「安南渡海船額」をはじめ、重要文化財が多数保存されている。
例年3月には「左義長まつり※」4月には「八幡まつり」が開催され、この時期近江八幡は他府県から参加の大勢の人たちで賑わいを見せる。
春の三大火祭り「左義長まつり」について
※左義長の起源・いわれ
平安時代に宮中で、毬杖・毬打(ぎっちょう・ぎちょう)と呼ばれる道具を使用して行う打毬(だきゅう:注1)と言う正月のめでたい遊戯がありました。
左義長はこの打毬で破損した毬杖を、清涼殿(注2)の東庭で青竹を束ね立てたものに結び、さらに扇子や短冊などを吊るし、陰陽師(おんみょうじ)が謡いはやしながらこれを焼く行事が起源とされ、この毬杖を3つ結んだことから各書物には、三毬杖・三鞠打・三木張、散鬼打、などと記され、しだいに左義長と呼ばれるようになったと考えられます。
現在でも正月15日前後に、どんど焼、さいとやき、三九郎焼(さんくろうやき)、 ほちょじ、ほっけんぎょうなどの名称で、正月の松飾りや注連縄(しめなわ)を集めて焼く火祭りの行事として行われ、この火にあたると若返るとか、餅を焼いて食べると病気をしないなどと言われています。
全国的には1月に左義長を行っている地域が多く、近江八幡の左義長まつりも江戸時代には1月の14日・15日に執り行われていたようですが、明治時代に入ってからは、太陽暦の採用に伴い3月に変更され、昭和40年代からは3月14・15日に近い土日曜日に開催されるようになりました。
注意1
大陸伝来のもの。紅白の毬を先がヘラになった毬杖で掬って自分の組の毬門に早く投げ入れた方を勝ちとするポロに似たもの。
注意2
清涼殿(せいりょうでん):平安京内裏の殿舎の一つで天皇の常の居所。
交通/JR近江八幡駅より「長命寺行き」バス 「大杉町」下車すぐ
住所 近江八幡市宮内町257
連絡先 0748-32-3151