人物オブジェ
Facebook石川健一さん投稿記事
安城市 新美南吉オブジェの桜が開花しました。
アンフォーレの近くに設置されている、新美南吉のオブジェ『南吉語らいの椅子』の横を通りかかると、オブジェに添えられた桜が開花し始めていました。最近は天候が不安定でしたので、ほっとした感じがします。
そういえば、このオブジェの横を何度も通っているのですが、こうやって写真を撮ったり、ゆっくり見たりするのは初めてです。昔ながらの真っ赤な丸形ポストもあります。今度時間を見つけて、市内のこういったオブジェ巡りをしてみたいと思います。
https://taira-anjo.poohmie.jp/cherry-blossoms-with-nankichi-female/ 【”ごんの生まれ変わりの桜”が開花 21日】より
安城市内でも桜が開花:オブジェ「南吉語らいの椅子 」のそばの「ごんの生まれ変わりの桜」
オブジェ「南吉語らいの椅子 」とは?
オブジェ「南吉語らいの椅子」は、「ベンチに座って本を読んでいる新美南吉とそれを見ている女学生2人」を模ったオブジェです。南吉が通勤路として使っていた安城市中心市街地 〒446-0032 愛知県安城市御幸本町8−11に新美南吉の生誕日である2014年(平成26年)7月30日に設置されました。「ベンチに座って本を読んでいる南吉とそれを見ている女学生2人」を模ったオブジェです。
新美南吉とは?
新美南吉は日本の児童文学作家。大正2年7月、愛知県知多郡半田町(現在の半田市)に生まれました。
代表作 『ごん狐』(1932年)『デンデンムシノカナシミ』(1935年)『おぢいさんのランプ』(1942年)『牛をつないだ椿の木』(1943年)『手袋を買いに』(1943年)
1938年(昭和13年、25歳)安城高等女学校(現・安城高校)の教諭となり、1年生(19回生)を担任する。
新美南吉は結核のために1943年(昭和18年)に半田で亡くなりました。
新美南吉が読んでいる本は?
新美南吉が読んでいる本は?「三年」 アントン・チェーホフ作
新美南吉の銅像(語らいのベンチ)が持っている本はアントン・チェーホフの「三年」という短編タイトルです。
(着)
ごんの生まれ変わりの桜の花
この桜は、毎年春になると美しいピンク色の花を咲かせます。
しかし、この桜にはある秘密があります。 実は、この桜は南吉の小説「ごんぎつね」に登場するごんの生まれ変わりなのです。
ごんは、死んだ後、桜の木になって南吉と女学生たちに見守られています。
桜の花は、ごんの優しい心と悲しい運命を表しています。桜が満開になると、ごんは南吉と女学生たちに話しかけます。
「私はここで幸せです。あなたたちも幸せでいてください。」と。 この話を聞いたら、桜を見る目が変わりますね。感動的な話です。
Facebook上田 一美さん投稿記事
徒然日記
通りすがりの古美術のお店の玄関に、備前焼かしら~こんな珍しいオブジェがありました。昔、小学校の校庭にあった、二宮金次郎~素材は石だったかな~
だから勉強好きな子は、ガリ勉とか、石部金吉とか、冷やかされたりもしていたが、尊敬もされていた。今のようなひどいいじめはなかった。
おおむねあの頃の子は、本好きが多かった。
いま、デジタル社会になって、本離れが増えているとはいえ、出版本は、昔と比べものにならないくらい増加している。
目先をどんどん変えて、あの手この手の出版業会。メリット、デメリットはあるけれど、とても軽い内容のものも増えてきた。
書物の重厚さクオリティーの高さが喪失していくようで淋しい。昔は、もっと体系的にしっかりと編纂されて、一生涯本棚に置いて、愛読したくなる本があった。
日本語自体も、大きな変化の中に有るようだ。一時漢字や仮名を止めて、ローマ字表記にしょうとする動きがあった。そんなことにならなくて良かったと心から思う。そう言う中で、古典は溢れるような新鮮さと豊かさを与えてくれる。
二宮金次郎が、校庭から消えて久しいけれど、私はやっぱり本が好きなので、朗読会に参加したり、朗読奉仕員のトレーニングに通っている。一年間のコースがようやく今月で終わる。
本好きで誰かの役に立ちたい素敵な仲間に出会えた一年。参加出来て本当に良かった。
古物商の 門に佇む 金次郎 校庭懐かし 本好きの子等 かずみ