秋元康総合プロデュース「京都SUSHI劇場」オープン! ノンストップエンターテインメントが体感できる劇場《公式》
大塚和成です!!
東京ウォーカー
秋元康総合プロデュース「京都SUSHI劇場」オープン! ノンストップエンターテインメントが体感できる劇場
いよいよ京都SUSHI劇場がオープン。テープカットの模様
11月19日(月)京都・平安神宮境内にある商業施設「京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)」2階に秋元康が総合プロデュースする新劇場「京都SUSHI劇場」がオープンし、「握りますか? 日本」をキャッチコピーに、初公演「寿司は別腹」がスタートした。
【画像】「京都SUSHI劇場」での初公演「寿司は別腹」では、サラリーマンも日本文化の一つとして紹介
これに先駆け11月18日、同劇場でオープニングセレモニーが行われ、その後、関係者向けにゲネプロ(公演と同様のリハーサル)が行われた。
オープニングセレモニーには総合プロデューサーの秋元康のほか、来賓として門川大作京都市長らが登壇。あいさつに立った秋元は「この劇場を日本を代表する文化を現代風にアレンジして、クリエイター達が発信する場として使ってもらえたらと思う。少しずつ回を重ねながら、新しいエネルギーを生み出すような劇場にしたい」と意気込みを語った。あいさつの後、テープカットが行われ、京都SUSHI劇場のオープンが宣言された。
京都市は、2020年に向けてインバウンド観光客数を目標の6000万人まで延ばすにあたり、観光客が気軽に楽しめるエンタメ施設の不足が指摘されてきた。そこで世界的な観光地として人気の高い京都で、インバウンド観光客向けに日本文化を現代的なアレンジで上演、発信するエンターテインメントシアターとして開設されたのが、「京都SUSHI劇場」である。劇場の名は世界的な観光都市「京都」と、日本の食文化として世界に誇るSUSHIをシンプルに組み合わせて作られた。
初公演「寿司は別腹」は、歌舞伎や三味線、琵琶など日本の伝統舞台芸能、忍者、芸者、戦隊ヒーローなど、日本のおいしいところをエッセンスにしたノンバーバルなパフォーマンスショー。歌とダンスと、アクロバティックなパフォーマンスに、ユーモアもたっぷりプラスし、日本語がわからない外国人はもちろん、日本人でも楽しめるノンストップエンターテインメントだ。ステージと客席が近く、音や声はもちろん、演者の足音や走る際に起きる風、汗のきらめきまで感じることができ迫力満点だ。
なお、タイトルの「寿司は別腹」は、「お腹が一杯でも寿司なら入る」というところから「観光で満足していても、この公演なら楽しめる」という意味を込めてつけられた。当面は月曜休館で1日1公演だが、軌道に乗れば公演回数を増やしていきたいとしている。初年度の終盤には連日満席、というのが目標だ。
報道陣の取材を受け、秋元康は「劇場の名前からマグロの解体ショーをするとか思われたりしたけど、キービジュアルに寿司を持ってきたのはインパクトが強いのでは。ゆくゆくはここが満員になって、これを持って世界に打って出られれば。日本を紹介するキャラバンになればいいと思っている」と、大きな目標を語った。
■「京都SUSHI劇場」
住所:京都市左京区岡崎西天王町97-2 京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)2階
■「寿司は別腹」
会場:京都SUSHI劇場
日時:火・木・土 17:00~、水・金・日12:00~(いずれも開場は30分前)
料金:8640円(全席自由) チケット販売:EMTG、ローソンチケット(関西ウォーカー・鳴川和代)