春はイライラしやすい
2024.04.04 12:00
4月になり、春らしい季節になりました。
東洋医学では春という季節は「肝」が失調しやすいと言われています。
ちなみに「肝」=自律神経と解釈するとわかりやすいです。
失調すると、「肝気鬱結」「肝鬱気滞」「肝血虚」という病態になります。
症状としては、イライラして頭が痛い、落ち込む、喉に何か詰まった感じがして気持ちが悪い、ゲップが出る、吐き気がするなど
肝は血を作っているため、不足することで「肝血虚」として
目が乾く、足が攣る、爪が割れやすい、睡眠障害といった事が起こりえます。
(西洋医学でいう肝臓のことではない、器質ではなく機能の意味で東洋医学では言います。)
養生として何をすれば良いのかというと、素問という古典によると、春は動いて発散すると良いとされています。
駅では階段を使うようにする、歩く、など意識をして過ごすと良いです。
食養生・薬膳では、緑色のものが良いとされており、春の野菜(うど、たけのこ・タラの芽・ふきのとう)やアサリ、カレイなどもあります。
適度な酸味も良いですが、摂りすぎると逆に傷めるのでほどほどに。
注意ですが、生野菜は控えてください〜身体が冷え症になりやすくなるので。
また、イライラしやすいということは、「気」が滞っていると中医学では考えるので、みかんなどの柑橘系を取ったり、アロマオイルとして使用するのも良いです。
ツボとしては気を巡らせる、太衝・合谷、中都、陽陵泉がおすすめ。指でプッシュするだけでも効果的。
ブログが全然ヴィジュアル系じゃないですが〜
ポストする場所がなかったのでブログにひっそりかけるのは嬉しい笑