創造の庭先
朝倉で活躍されるベジフルフラワーアーティストの羽野初美さんに会いに、同じ野菜ソムリエのお友達と伺いました。
羽野さんの家業は万能ねぎ農家。
ねぎの情報発信のために野菜ソムリエの資格を取得され、最近はベジフルフラワーアーティストとして作品をインスタグラムにアップされるインスタグラマーです。(本人はきっと違うとおっしゃると思いますが、私はそう思ってます)
そんな羽野さんのご自宅のお庭は植物園のようにいろんなお花が。
私の誕生花、水仙。
しきみの花。
こんなにきれいな花ですが、実は猛毒。八角とよく似ているので注意が必要なのです。
畑に行くと
玉ねぎの合間にスイスチャード。
こぼれ種だったり、根っこの残りが生き生きと成長することがあるそうです。
いい土地なんでしょうね。
カリーノケールの花。
こうやって見るとケールはアブラナ科なんだなぁ、キャベツの仲間なんだなぁ、って実感します。
これもブーケの材料になるそう。
葉牡丹ではありません、紫キャベツです。
これもトウ立ちしていますが、ブーケには使えそう。
ベジフルブーケって、こうやって食べられない子でも輝く舞台を与えられる素敵な手法だな、と思います。
これもトウ立ちした芽キャベツ。
芽キャベツ1つ1つに花が咲くなんて知りませんでした。
なんてかわいい。
ほおっておいたラディッシュが大きくなってます。
ここまで大きくなるとすが入って食べられないと思います。
でも、どこまで大きくなるのか、羽野さんに挑戦していただきたいです。
他にも、かつお菜、たまねぎ、サフラン、島らっきょ、札幌大球、はるか、フェンネルなどなど、いろんな野菜が畑にあって、ベジフルフラワーブーケが作れない私でも、
「どんなブーケが作れるかな?」
と想像してしまいます。
こんなに個性豊かな野菜果物たちが揃っていて、それらを愛して、日々楽しんでいらっしゃるのが、羽野さんの作品から伝わります。
本当に「アーティスト」です。
そんな芸術家のお庭を見せていただきありがとうございました。
この日も羽野さんの作品を頂いて、自宅で撮影しようと思ったのですが、あまりうまく撮れなかったので、羽野さんの作品はこちらのインスタグラムで
本業のねぎハウスも見せていただきました。
ねぎカラーの羽野さん、さすがです。
また違う季節にお邪魔させてください。
羽野さんの創造の源のお庭も、きっと様変わりされているでしょうから。