時間と共に桜が咲きだしている
ようやく庭の桜が咲きだした。朝そう思っていたら、なんだか見るたびに花の数が多くなっている。今週末まで持つだろうか。散る時には風でまさに桜吹雪状態になるのだけど、明日には雨が降りそうだから少し心配(心配してもどうなるものでもありませんが)。
昨夜は友人の勧めで柳沢二三男さんというアーティストのライブに行きました。飯能のお店でライブをやるというのですが、これまでこの人の名前も聞いたこともなかった。友人いわく「彼が高校生の頃にセンチメンタル・シティ・ロマンスのコピーをやっていて、センチの前座もやったことがある人で、とにかくすごくいい人で、ギターがすごくて・・・。絶対に気に入ると思うし、せっかく飯能でやるんだから是非聞いてほしいです」ということで、「じゃあ、行ってみっか」とバイクで駅まで行き、そこから歩いて会場のお店に。
店に入って「うっ!」。なんだか昭和時代のスナックの雰囲気で、客も店のなじみの人たちが6人ぐらい。僕よりも少し上のお姉様、お兄様方なんですが「社長!」「やっちゃん」とか呼び合って、既に酔っている雰囲気。「これは一人で完全にアウェーだな」と思っていると、柳沢さんご本人が登場。事前にメールで「センチ仲間の友人から紹介された山田と申します。一人ですがよろしくお願いします」と伝えてあったのですが、いきなり「ああ~、ありがとうございます。くろちゃん(友人)から聞いています」と満面の笑顔と熱い握手。
そしてライブ。いやいや、確かにすごかった。マーチンギターをここまでガジガジとストロークする人を見たことがないし、一方静かな曲では本当に繊細なタッチで奏でる。あまり一人でのライブ慣れしていないのか、トークもぎこちなく、間も空きがちで、ちょっと観ていて僕がつらくなるほどだったけど、音楽はすごいわ。帰ってから調べてみると年齢は僕と1つだけ違う。同世代だ。「18歳で上京後、斎藤誠、矢沢永吉、高橋真梨子、PUFFY、財津和夫、増田俊郎、杉山清貴、中村雅俊など、数多くのアーティストのツアーやレコーディングで活躍中・・・」す、すげ~~~人なんだ。お子さんはSUPER BEAVERという売れっ子バンドのメインの人だとのこと。それにしても腰の低い、大げさなぐらいの笑い顔と熱い熱い握手。さっそくCDを買いました。