崖っぷちのヨシケンタッグがSweeperを破る!GET WILDは最強タッグ連勝記録がストップ!
11月21日 全日本プロレス「2018世界最強タッグ決定リーグ戦」宮城・仙台PIT 298人
(アピール、コメント、写真などはプロレス格闘技DX非会員版、試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
ゼウス ○ブラックめんそーれ(8分49秒 コブラツイスト)佐藤光留 ×大森北斗
<第2試合 30分1本勝負>
TAJIRI ○ギアニー・ヴァレッタ 岩本煌史(8分15秒 エビ固め)バロウ オディンソン ×丸山敦
※タイガードライバー
<第3試合 30分1本勝負>
諏訪魔 石川修司 ○青木篤志 岡田佑介(14分7秒)野村直矢 青柳優馬 菊地毅 愛澤No.1
<第4試合 2018世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦 30分1本勝負>
【1勝2敗=2点】真霜拳號 ○KAI(9分54秒 本家公認・雁之助クラッチ)【2勝1敗=4点】×大森隆男 征矢学
【試合後の真霜&KAI】
KAI「真霜選手、勝ちましたよ」
真霜「あぁ肩痛ぇ。まだまだ認められんなぁ(と控室へ)」
KAI「勝った。真霜選手と二人で勝ったね。いやぁ、これ大きいんじゃないの。GET WILD聞くところによると去年優勝した時から一回も負けてないって。その記録、俺らが破ったよ。勢いに乗っていけるでしょ。これはいい白星だ。新木場も控えてるし、俺の自主興行も控えてるんで3タテ。3タテでいきます。何だかんだ言って俺と真霜選手、心でつながってる。そう思うでしょ、みんなも。うまく俺らの作戦がいったよ」
真霜「(控室から戻ってきて)話長ぇよ! 連係うまくいってねぇんだよ俺ら」
KAI「新木場…」
真霜「握手はまだまだだな。俺はまだ認めんぞ(と再び控室へ)」
KAI「ツンデレなんでね」
【今日のワイルド劇場】
征矢「大森さん! どういうことだよ?」
大森「オイ、お前よ、押さえて俺に走らせた時によ、『大森走れ』って呼び捨てにしただろ? いくら試合だとはいえよ、先輩に対して呼び方って考えろよ。俺がカチンときちゃったから歯車狂っちまった」
征矢「俺が大森さんのこと大森と呼ぼうが、そこを意識するんじゃねぇよ。勝ちにこだわるんだよ、大森さんよ」
大森「勝ちじゃねぇんだ、カチンときちまったって言ってんだ俺は」
征矢「何のシャレだよ? そこシャレでいくとこじゃねぇだろ大森さんよ! 走るの遅いんだよ! ああだこうだ人の話聞くから最後まで。さっさと走ればよかったんだろ」
<第5試合 2018世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦 30分1本勝負>
【3勝1敗=6点】○ジョー・ドーリング ディラン・ジェイムス(10分23秒 片エビ固め)【2勝1敗=4点】×秋山準 関本大介
※スパイクパイルドライバー
【試合後のジョー&ディラン】
ジョー「俺たちはこのトーナメントでこれ以上負けることはないだろう。TAJIRI、お前たちはラッキーだっただけだ。俺たちのパワーはダイナマイトのように大爆発するぞ」
ディラン「その通りだ」
【試合後の秋山&関本】
関本「秋山さん、すいませんでした!」
秋山「わざとだろ!?」
関本「わざとじゃないです!」
秋山「絶対わざとだろ!?」
関本「わざとじゃないです!」
秋山「いや、わざとだ!(と控室へ)」
関本「いけると思ったのにダメでした。あれが決まってれば。エクスプロイダーの眉山が決まってれば絶対勝ってた。チクショー」
――わざと?
関本「わざとじゃないですよ、何言ってんですか! わざとやるわけないじゃないですか!」
――あの合体技が仇になる可能性もあるとわかってしまったが?
関本「そうですね。ジョーの体重を考えたんですけどね。ただ、秋山さんのクラッチが外されちゃったのが。クソ。秋山さん、すいませんでした。次はちゃんと決めれるように頑張ります」
<第6試合 2018世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦 30分1本勝負>
【2勝3敗=4点】○宮原健斗 ヨシタツ(26分42秒 シャットダウンスープレックスホールド)【2敗=0点】×ジェイク・リー 崔領二
【試合後の宮原&ヨシタツ】
宮原「よっしゃ、きた」
ヨシタツ「これで2勝3敗?」
宮原「俺らはな、どんな状況だろうがあきらめることを知らねぇチームなんだ。今3敗か」
ヨシタツ「例年通りだったらだよ。3敗っていうのが優勝のデッドライン。これ以上負けなければいけるから。去年もそうだった。3敗がギリギリだったから。絶対これから全勝だ」
宮原「いけるんだ。3敗だろうが俺らヨシケンというのはな、いつだって前向きだ。いつだって優勝を狙う。可能性がある限りな」
ヨシタツ「やりたびにヨシケンサンバ精度が上がってきてる」
宮原「今日、仙台でヨシケンサンバカーニバル、メインイベント締めた。仙台の皆さんのエネルギーをまた吸収しちゃいましたね」
ヨシタツ「やっぱ俺らね、メインイベントで勝たないとダメよ。全然違うもん雰囲気が。俺らヨシケン劇場やったら全然違うんだから」
宮原「どうだ、この自意識過剰は!? タッグチームに自意識過剰が二人もいるんだ!」
ヨシタツ「いや、俺、自意識過剰じゃないよ」
宮原「自信過剰だ、こっちは」
ヨシタツ「We can do it」
3敗で後がなくなったヨシケンタッグが黒星スタートのSweeperと対戦、宮原がジェイクをロープへ押し込み、ジェイクが回りこんでブレークと見せかけてミドルキックの連打を浴びせると、怒った宮原はジェイクが余裕のアピールを見せたところで、足を引っ張り場外戦を仕掛けて頭突きを浴びせ、ヨシタツが加勢して二人掛りで鉄柱を使っての首攻めとリードを奪いにかかる。
リングに戻るとヨシタツがエルボーでジェイクに追撃、サッカーボールキックを浴びせるが、宮原に交代すると、ジェイクが宮原を襲撃し場外戦でサッカーボールキックを連発、ミドルキックから飛び膝を浴びせ宮原は場外でダウンする。
リングに戻った宮原にジェイクはランニングローキック、崔もフェイントでのサッカーボールキックで続きキャメルクラッチ、ジェイクが胸板へローキックと援護するなど宮原を捕らえにかかるが、ジェイクはキチンシンクの連打からビックブーツがかわされると、宮原はフライングフォアアームからヨシタツに代わり、ヨシタツはミドルキックの連打からニールキック、フィッシャーマンズスープレックスホールドと反撃すると、ジェイクはブレーンバスターで応戦し、代わった崔が顔面ウォッシュから両足踏みつけも、ヨシタツも反撃して両足踏みつけから顔面ウォッシュで応戦する。
崔はヨシタツの爪先に噛みつくと、ヨシタツが連打からニー、コンプリートショットからヨシタツ幻想で捕獲、ヨシタツはコーナーも、崔は雪崩式ブレーンバスターで投げ、宮原vsジェイクに代わり、宮原はビックブーツ、低空ドロップキックからサイドからのドロップキックと得意のパターンに持ち込むが、ジェイクはビックブーツで応戦して串刺しエルボーからサイドスープレックスで投げる。
ここで崔が入ると宮原にオレごと刈れを決め、ジェイクは突進も宮原がビックブーツで迎撃して、ヨシタツが入ってトレイン攻撃からブレーンバスター、串刺しブラックアウト、頭突きから突進はジェイクはジャイアントキリングを浴びせ、、ヨシタツがカットも、崔がヨシタツをバックドロップで排除すると、ジェイクが宮原にニーの連打からドクターボム、しかしバックドロップは宮原が体を入れ替えて浴びせ倒し。そこでヨシタツが入ってヨシケンサンバが決まり、シャットダウンスープレックスを狙う。
しかしジェイクが逃れて顔面ニーを浴びせると、崔の赤川鉄橋の援護からジャイアントキリングを炸裂させ、膝のサポーターをずらして生膝ジャイアントキリングを狙うが、宮原がブラックアウトで迎撃し、最後はブラックアウトからシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い、4点目を獲得した。
ジェイクも宮原に積極的に狙うなど、今回は公式戦での勝利だけでなく、三冠挑戦を視野に入れて宮原から直接フォールを狙っていたと思うが、深追いが仇となって直接フォールを許してしまった。ジェイクも宮原を追いかけるために独立してSweeperを結成したが、成長はしているものの、三冠挑戦には足踏みの状態が続いている。一体何が足りないのか…
秋山&関本vsジョー&ジェイムスのザ・ボンバーは、パワーで押し切ったザ・ボンバーが秋山を狙うも、ジェイムスの串刺し攻撃を迎撃した秋山がセカンドコーナーからミサイルニーを放ち、交代した関本に代わりジェイムスにエルボーからサソリ固めで捕らえて反撃、ザ・ボンバーも関本を捕らえにかかるが、関本は両腕ラリアット、ラリアットの連打で返り討ちにする。
秋山はジョーにフロントネックロック、関本はジェイムスにアルゼンチンバックブリーカーの競演で一気に勝負に出ると、秋山がジョーにエクスプロイダーから関本が入り眉山式バックブリーカーを狙うが、ジョーが逃れて関本は秋山だけをジャーマンで投げてしまい、ザ・ボンバーは秋山を連係で捕らえて、スパイクパイルドライバーで3カウントを奪い勝利、秋山組は公式戦初黒星を喫する。
GET WILDvs真霜&KAIは、GET WILDが真霜が痛めている右肩に集中攻撃を浴びせ、KAIに交代してもGET WILDは連係で捕らえて試合をリードするが、真霜がトラースキックの連打でカットに入ると、KAIが大森にスーパーキックからスプラッシュプランチャを投下する。
KAIはメテオインパクトを狙うが大森が逃れ、真霜の真剣はKAIに誤爆してしまい、ここでGETWILDがクロスボンバーで真霜を排除すると、大森がKAIにアックスギロチンドライバーからクロスボンバーを狙うが、二人はなぜか揉め始め、強引に狙ったが同士討ちになってしまう。これを逃さなかったKAIが大森に雁之助クラッチで3カウントを奪い、GET WILDが2016年から続けてきた最強タッグでの公式戦連勝記録はストップとなってしまった。