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【24年5月~全4回オンライン】『木陰の物語』で家族の構造理論を読み解く会vol.3

2024.05.04 00:08

家族の構造理論を「知る」段階から「分かる」「使う」の段階にステップアップしてもらうことを目的に「ステップ2」と位置付けたオンライン講座を、一昨年、昨年に引き続き、年4回(季節に1回)の設計でスタートします。誰でも参加が可能ですが、条件に近い制約があります。詳細は以下お読みください。


【ステップ2とは?】

 ステップ1は6回セットでオンライン開催している「団士郎さんと家族を学ぼう」がそれに当たります。ステップ1では家族の構造理論を「知る」ことを目的に3つの要素である「境界」「サブシステム」「パワー」が家族にどう作用するかを学んでいます

 頭で理解ができたら、次は実際に使ってみたい!となりますが、このフェーズにたどり着くのに役立つのが「ケーススタディ」です。「ケーススタディ」とは、問題を抱えた実在家族のケースをプライバシーに配慮しながら講師が紹介し、その問題を解決に導く可能性のある変化の処方を、参加者同士で考え、お互いに発表し、最後に講師の見解を聞く、というのが基本のプログラムです。全国で開催されているリアル版のワークショップでは毎回定番のプログラムなのですがオンラインでは難しい面も多く、代替企画として「感想をメモしてもらう」ということに留めていました。そこで「木陰の物語」の作品を題材にオンラインで ケーススタディをやってみようというのが今回の企画になります。

 本企画は参加者同士のグループワークが中心になるため、ライブ参加をしていただく必要があります。ご都合が合わず欠席されることは問題ありませんが、アーカイブスの配信や返金対応はありませんのでご注意ください。

【ステップ2はリアルワークショップでは常に行っているメニューです】

 「ケーススタディ」はリアル版の家族理解WSでは定番メニューのため、参加経験のある方は「あれか!」と想像がつくと思います。グループになって、メンバーが考えるさまざまなアイデアを聞き、自身のアイデアを話し、ともに考え、それらを頭に入れておくことでき、いざというときにより良い変化の処方をご自身で生み出す力が身に付きます

 問題を抱えた家族の特徴が「境界」「サブシステム」「パワー」のどの要素にあると考えるかを整理し、そこに変化を与える具体的なアイデアをひねり出す。実際にやってみると、参加者それぞれに見立て方もアイデアも違うことが多く、「そう見たか!」「その手はいいかも!」など、非常に盛り上がります。また、取り扱う題材が「木陰の物語」の漫画エッセーであることも、アプローチしやすい企画になっていると思います。

【誰でも参加できますが、家族の構造理論は頭に入れた状態で】

 ステップ2の参加資格は特に設けません。誰でも参加ができますが、改めて「境界とは?」というような話はありませんので、家族の構造理論がある程度頭に入っている人が対象になります。具体的には、6回1セットのオンライン講座を受けたことがある方や全国で開催されているリアル版の家族理解ワークショップに参加されたことがある方になると思います。

 頭ではなんとなく分かったけれど、実際に自分の家族に生かす道筋が見えない、自分が仕事で受け持つケースに上手く使えていないと感じている、より実践的に家族の構造理論を学びたい、そんな気持ちを持たれる方のご参加をお待ちしています。


【開催概要や参加申込方法】

 ステップ2は季節に1回、年4回の予定で開講します。日時および参加費は以下の通りです。

■開催日時

 第1回目:2024年5月15日(水)

 第2回目:2024年8月14日(水)

 第3回目:2024年11月13日(水)

 第4回目:2025年2月12日(水)

■参加費

 12,000円(各回3,000円)

■受講人数

 先着50人(定員になり次第〆切)※最低催行人数20人

■申込締切

 5月3日(金)中/直前まで可

※本講座は、グループワークを行う都合上、20名以上のお申込みをいただいた場合にのみ開催させていただきます(5/3時点で20名を超えましたので開催が決定しました。フォームは閉鎖しましたが、初回の直前まで個別ご対応させて頂きますので、参加を希望される方はkazokurikai アットマーク asoblock.netまでお問合せください)

※締切日の翌日に、開催の有無についてのご案内を差し上げます

※開催される場合には、追ってご受講料お振込みのご案内をお送りいたします