【第13回福福おしゃべり庭のご報告~学生さんの清き想いと向き合えた時間~】
私たちはすぐに「今どきの若いひとは~」だとか、「今の学生は~」と十把一絡げに評価をしがちです。
そんな自分を恥ずかしく思い、これからの福祉に大いなる期待と希望を感じた「おしゃべり庭」でした。
今回のテーマは、「こんな未来を描きたい!こんな未来を創りましょう!~聴こう。学生のナマの声!語ろう。福祉のこれからを!~」ファシリテーターは福岡介護専門学校校長の小笠原靖治さん。
参加者26名、内 現役の介護福祉士養成校の学生さんが8名、留学生も2名参加してくれました。
最初は、緊張感漂う学生さんたち。
「むむっ!今日のセッションは盛り上がるだろうか?」と心配する大人たち。
しかし、小笠原校長の軽妙な導入とグループファシリや大人の皆さんの包み込むような優しさと進行に、次第に緊張が解きほぐれ、学生さんたちも福祉への想いを熱く語り始めました。
大人たちも、自分たちが福祉職を目指したきっかけや新人時代の失敗談などを赤裸々に語ってくれ、「お互いに同じベクトルを向きながら、自分たちも楽しみながら、ご利用者たちにも楽しい日々を過ごしてもらいましょう」と、しっかりと誓いあいました。
終了後もまだまだ語り足らず、あちこちで想いをぶつけ合う光景に、胸が熱くなりました。
ファシリテーターの小笠原校長、ご参加いただいたみなさん、支えていただいている委員の皆さんに厚く感謝申し上げます。
では、次回以降のイベントの予告です。
平成30年12月13日(木)は第13回福福セミナー。
テーマは「俺は寝たきりになるけれど・・・~福祉職への渾身脱力のエール~」講師は車椅子ライダー/PLS患者の落水洋介さん。最近はTV出演などで、メディアへの露出も絶賛増加中です。終了後に講師を交え、プチ忘年会も実施いたします。
会場は赤坂のOnRAMPです。
そして、好評につき第2回福福読書会。次回は「フィードバック入門」という本を皆で読み解いてまいります。
平成30年12月20日(木)19時から、会場は赤坂のOnRAMPです。
いずれも詳細は後日、告知いたします。お楽しみに!
福岡福祉向上委員会は共感の場(福福おしゃべり庭・奇数月)と成長の場(福福セミナー・偶数月)を毎月交互に実施しております。
ご興味ある方はお気軽にご参加くださいませ。
これからも、とにかく丁寧に。そしてゆるやかに。
委員会の存在がじんわりと浸透していくことを願っております。そして、どこかの誰かの支えになれればと。
福岡福祉向上委員会 大庭欣二