建物所有型のマンション
2024.04.09 05:26
先日、リフォームコンパス東京表参道店にK様ご家族がご相談にお越しくださいました。
元々暮らしの診断シートからお問合せをいただいており、
既にリフォーム会社を選定した報告書はお送りしていたのですが、
見積り依頼の会社を選ぶにあたり、来店での相談をご予約いただいた形でした。
K様の奥様からのお問合せでしたが、ご計画はご主人様の実家のマンションで、
建物自体をお父様が所有されていらっしゃるとのことでした。
ご主人様のお祖母様が住んでいらっしゃったものの、既に他界されており、
まだ小さな娘さんとの3人家族でそこに住むことを考えていらっしゃいました。
建物は鉄骨造で築27年が経過しており、
お風呂が狭いことや、高齢のお祖母様用にたくさんの手すりがついていることなど、
おしゃれ感はそこまで求めていないものの、間取りの変更も含めて、
ご家族の生活スタイルに合わせたいというご希望でした。
一般的なマンション工事は、構造部分が共有部と呼ばれ、勝手に触ることはできません。
一方で、K様のご計画建物のように、建物自体を所有されているタイプの場合には、
大きな構造変更は無いまでも、既存の構造をよく調査・理解した上で計画を進めていくことが必要で、
リフォーム会社にはやはりしっかりとした技術力が求められます。
K様にはそういったお話もさせていただきながら、
報告書に挙げさせていただいた会社のうち、3社をご紹介させていただくことになりました。
奥様がルンバの使えるような間取りにしたい、と話されていましたので、
ぜひじっくりとお打合せを進めて、素敵なお家にしていただけたらと思います。
K様、ご来店いただきありがとうございました。
Kousuke Kitamura