「ラブリセット 30日後離婚します」「PAST LIVES」感想
中途ハンパー梅子です。
立て続けに映画を見ました。
最近映画は1人で行くことが多く
観賞後誰とも感想を共有できないので
ブログに残しておきまーす!
まずマイ十傑ハヌル主演作。
ラブコメ映画のわりに本国でそこそこヒットしたらしく。
そこまで期待しないで見たのですが(ハヌルごめんやで)
つい声を出して笑ってしまった場面もあったくらい
楽しみました!
あらすじは他の方にお任せするとして←
ハヌルがかっこよさを封印して
ダサさへの振り切り方が良かった。
韓国の上手な俳優さんは演じる役がホントに幅広くて
同じ人とは思えないくらいです。
さすがウリダーリン事務所元所属。
結末がわかる映画ではありますけどね。
そしてもう一回見たいかと言われれば見ないんですけど
面白い映画でした。
お次はマイ次点主演作。
大筋で内容が分かっていたし
「ソウルへ帰る」的な
純文学的な映画(伝われ)だろうという想像で見てたら
実際そんな感じだったのですが(^_^;)
映像と音楽がすごく好みで。
とても良い印象。
上映後隣の席の若いカップルが感想を言い合っていて
女子が「これは初恋を美化しすぎだと思う」って強めに主張してましたが
いい歳の大人になると
昔のことってどうしても美化しちゃうのよ〜と心の中で参加。
自分ではどうしようもない理不尽な出来事や
消えてしまいたいくらいの自己嫌悪
曖昧になっていく諦めと許しの境界線
いろいろなことを経験していくと
それなりに苦しかったはずの若い時代が
キラキラしていたように感じて
今よりもケガレのなかった自分自身も含めて
特別な宝物みたいな気になってくる。
ユテオ演じるヘソンが
「兵役のときに君のことばかり考えた」って言ってて
特に非日常の辛い時期には
楽しい思い出がたくさん去来するだろうなと
韓ドラでもよく見る
激しめの初恋信奉が
この映画でちょっと理解できたような気がしました。
ネタバレになっちゃいますが
ラストシーン
永遠の別れのように2人が離れたあと
主人公の女性が流した涙はなんだったのか?
彼と離れる寂しさだけじゃなくて
母国に置いてきた幼い自分自身との決裂のように感じたのではないか。
そういう意味では
移民と海外養子との違いはあれど
「ソウルへ帰る」と同じ
アイデンティティの一部欠落というか
どうしようもない喪失感をずっと抱えて人生を歩んでいく切なさを感じました。
そしてユテオ。
演じるヘソンにはそれほど魅力を感じなかったけど
ユテオ自身はやっぱり色気があっていいです♡
もう十傑ユアインと交代しようかな。
ちょっとだけ引っ掛かるのは
梅子はあんまり筋肉質の人は好みじゃないのよね。
もちろん筋肉はあった方がいいし
かっこいいとは思うけど
顔に対してあんまり体が巨大化するとちょっと冷める。
韓国俳優はそのリスクありますよね。
ユテオもカンハヌルも
梅子的にはちょっと体が膨らみすぎ。
少し筋肉落としてくれたらいいのに(黙れBBA)
何はともあれ
大好きな俳優出演で血飛沫が飛ぶようなノワールでない映画。
もっとこういうのが見たいです!