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Haruna Terazono

働かされてるって思ったら読むと前を向ける「店長がいっぱい」山本幸久

2018.12.03 14:30

11月、全然本を読めずに終わってしまった~!

年末に向けて、なんだか毎日忙しい!

がんばろう!


さてさて。

3週間ほど前に、紅葉にはまだちょっと早かった熱海に行ってきた。

お供は、山本幸久さんの「店長がいっぱい


せっかく温泉に来たから、ゆっくり読書したい!と意気込んだけど、そこまで時間もなく、三分の一ほど残して持ち帰ることに。


で、


部屋に忘れた。。。


なんてこった。


出発ギリギリまで部屋で粘って読んでた罰か?!


①ホテルの人に送ってもらう

②もう一回買う

③図書館で借りる

④ブックカフェで読む


早く続きが読みたいけど、どうすべきか、上記の4案で悩み。。。


結果、図書館に行って見つからなかったからブックカフェに行った。


①送料かかる

②本代かかる

③人気の本はすぐにはない

④お茶代がかかる


こうして、思いを文字にしてみると。。。

何てケチな主婦なんでしょう!


一冊買ったから、お許しを!

最近、お昼寝が短くなった次女をなだめながら何とか読了!

働くことについて、色んな発見が詰まった一冊だった。


店長がいっぱい」には、タイトル通り、たくさんの店長が登場する。

舞台は、他人丼のチェーン店。

それぞれの店舗には色んな事情を抱えた店長がいて、迷いながらも、他人丼を作り続けている。


こういうファストフード店で、ちょっと前にワンオペって言葉が生まれた訳で、何となく無理な労働を強いられるイメージがついてしまってるけど、この仕事をしている人が不幸だとか、私が勝手に思うのは間違いだと店長たちに気づかされる。

確かに、店長たちが直面している暗い現実に心折れそうになりながら読んだところもあったけど、ページをめくるにつれて、どの店長も、立ち止まってただ耐えるのではなく、自分なりに工夫して、「良くしよう」としている。


自分の幸せは自分が決める。

大変そうとか、つらそうとか誰かに言われて、不幸に思ったり、やらされてるから仕方ないと感じるのは面白くない。

人に何と言われようと、どう思われようと自分が身をおいた環境をよりよくしようとすれば楽しくなるんだ。


他人丼チェーンの店長は、一見マニュアル通りに同一化を求められる仕事だけど、どんな店にするのかは店長次第。

どんな仕事も同じだな。


自分が今やっている仕事に胸を張れるように努力しよう!


それから、店長たちに不満を持たれてしまっている、経営者だけど、会社を始めたときは、必死でやっていただけだった。


いつの間にか、利益を追い求めていたけど、利益=しあわせとは必ずしも言えない。


やっぱり誰かの犠牲の上に、本当のしあわせはないんだなぁ。


キレイゴトではなく。