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遠野まりこ(Toono Mariko) OFFICIAL

東京で新しい生活を始めた頃。実家から帰る電車の中で涙が止まらなかった頃

2024.04.11 06:05

東京に出てきたばかりの頃、実家から帰る電車の中で、
涙が止まらないコトが何度もありました。
 今では平気になってしまったけど。
 
大学の頃からの友人とメッセージのやり取りをしていて、
その中にこんなメッセージがあった。

週末に帰省していた田舎から高速バスで東京に戻って来るとき、
夕焼けに染まる東京の空を見ながら、
何故だか寂しくなって切なくなって、
毎回涙を流したことを思い出します。 
あの頃の私に、強がっていた私に、悩んでいた私に、
東京も捨てたもんじゃなかったよって、
涙にかすんでいない、澄んだ空の夕陽を見て
つぶやいています。

 
友人はいつも元気で、
自分に自信を持って生きているように見えてた。
 
後ろは振り返らずに、自分の目指す方向に、一直線に進んで、
夢を叶えていく姿しか見てない。
 
だから、「強がっていた私に、悩んでいた私に」っていうのは、
少し意外だった。
 
でも、みんなどこかに孤独を持っているんだよね。
 
寂しくない人なんて、いないのかもしれない。
 
私は今は実家から帰る電車の中で、涙がこぼれることはもうないけど、
あの頃の「寂しさ」って大切なんだなって感じる時がある。
 
あの寂しさを越えてきたから、今の自分があるんだと思う。
 
ひとりになって、家族の温かさとかがすごく分かったし、
自分の無力さも感じたし、
それでも、何かをつかみたいっていう野心みたいなものもあったし。
 
未来への期待と、怖さと、自分の弱さと、強さと、
そういうのがごちゃ混ぜになっていた、
東京への帰り道だったような気がする。
 
今年、社会人になったり、学生になったりした人たちは、
友人や私と同じような気持ちになってるかな。
 
もし、そんな気持ちになった時は、
未来の自分を信じて涙をふいてほしい。
 
「東京も捨てたもんじゃなかったよって、涙にかすんでいない、澄んだ空の夕陽を見て」
つぶやけるようになる日が来ると思うから。