家計簿の「集計方法」公開します!
家計整理アドバイザーの丹羽志津子(にわしずこ)です。
家計簿をつけているけれど、効果が今一つ感じられない。
家計簿が続かない。家計簿をつけたいけれど、いつも挫折してしまう。
こんな悩みを抱えていませんか?
30年の住宅ローンを15年で繰上返済した、効果的な家計簿のつけ方をお伝えしています。
これまでの記事は、こちらから読めますよ。
ここまで、一緒に家計簿に取り組んで頂けたでしょうか?
せっかく付けた家計簿、つけっぱなしではもったいないですからね。しっかりと集計しましょうね。
なんと!今月の我が家のリアルな支出を紹介しちゃいます。
袋分け家計簿を使って、どんな風にやりくりしているのかを、一緒に感じて頂けると嬉しいです。
まずは、雑費・医療費・お楽しみ費・交通費・美容費のページ。
今月の医療費は、予算を大きくオーバー。6100円もマイナスです。
「医療費の予算が12,000円しかないのに、袋のお金が足りなくなったときどうするの?」と素朴な疑問がわくと思いますが、そんな時に、違う袋から借りたくなるのが人情ですよね。
しかしながら、違う袋からお金を出しては、せっかく予算を「袋に分けた」意味がなくなります。
そこで「予備金庫」の出番。
予算を越えてしまった支出は、予備金庫から一時立て替えで借りておきます。
借りっぱなしではなく、家計簿を集計したときに他の予算が残れば、リセットします。
日々の支出を記録していくと、それぞれの予算が「あといくら使えるのか」が常に見えていることがお分かりですよね。予算が足りなくなれば、支出を控えようという意識が働きますよ。
医療費の場合は、節約できない部分でもありますが…。交通費も綺麗に使い切りました。
では、食費のページです。
食費の5週目は手をつけずに、終了。
それぞれの週の食費予算は、予算の中に納まるように、メニューを考えて「買い物メモ」を作成し買い出しに行きます。
米調味料嗜好品は、今月は予算をオーバー。予算がないのに「はちみつ大きいの買ってきてね」と家族からリクエストがあり購入。週の予算が少し余裕があったので、まあいいか。というちょっとだけ緩い支出の仕方です。
これらの支出を集計して、合計金額を出しますよ。
記入する欄は、予算のページの下に用意しています。
それぞれの生活費「現金袋分け」予算に対して、いくら使ったのか。差し引き残高が残れば、それを翌月の予算に「前月繰越」として加えて、翌月の予算を立てます。
わが家の11月の集計は3,771円の黒字。
いつもは10,000円近い金額が、翌月繰越に回せるのですが、今月は結構支出が多かったほうです。
こうして一か月のやりくり成果を、しっかりと検証するためにも「家計簿の集計」をしてくださいね。