私のワンピースの西巻 茅子さんのインタビューを聞いて
4月12日金曜日午前4時ラジオから聞こえてきたのは
絵本「わたしのワンピース」の作家の西巻さんのお話でした。
お父様が画家でいらしたそうですが、
売ることが仕事ではないと考えていらしたようで、
貧しい家庭で育ったとおっしゃっていました。
お母様が洋裁教室を開いたり、仕立てをされたりと・・・
そのような環境で、
西巻さんは、幼稚園で絵画教室「子どものアトリエ」を数年開いていらっしゃったそうです。
教えることは何もなかった・・・
絵を自由に、個性的な絵を描く姿をみて
毎週すごいなあと思っていらしたそうです。
子どもの頃から、人間と芸術との関係をずっと考えていらしたそうです。
絵を上手に描けばいいと言うだけではないし、
心の問題だと言うことがわかってきて、
今まで学んできた西洋の技術を全部捨てようと思い、
心のおもむくままの絵を描こうと思った
と、語っておられました。
絵は芸術とは 人とのコミュニケーション
心と心を繋ぎ合わせるためのもの
心が喜ぶもの
就職の時のお話も、このワンピースの絵本を出す際に、
出版社に受け入れてもらえなかったお話は、
本当に驚くばかりです。
85歳でいらっしゃる西巻さん、
当時、男性優位で就職先も落とされ、
絵本とはという理解も、男性ばかりの会社では受け入れられず、
今も、そう変わりはないような気もしますが・・・。
昭和15年のお生まれ、
去年仕事は辞められ、自由で締め切りのない生活が始まったと
喜んでいらっしゃいましたが、
お声を聞いていたら、とてもお元気そうでいらして、
一回り以上も上でいらして、私は、もうクタクタでいるので・・・(笑)
13日土曜日の午前5時まで聞けるアーカイブがあります。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html