2018.11.16～18出雲【神迎祭・神在祭】ツアーレポート３
３日目も出雲大社からスタート。本殿と八百万の神々のホテルとされる十九社に参拝してから、神様が会議をしているといういくつかのお社に参拝しました。そしてミラクルその４。あるお社の周辺を掃除されている地元の方と話していると、そのお社の真横の家に住まれている方で、お茶に誘っていただいたのですが、あまりのんびりもしていられないので丁寧にお断りすると、私が知らないお社のことを教えていただきました。そのお社に参拝すると、そちらでも神様が会議をされているようでした。
神在祭が終わるタイミングで本殿前に戻り、神事を終えて出てくる神々を待ち受けました。本殿正面の扉が開かれると、一気にご神氣が境内に広がっていきます。
出雲大社は初めて参拝するという東京から参加のYさんと、西を向いて鎮座する大国主大神様と正面からご挨拶して振り返ると、ミラクルその５。あの宮司さんと再会。この二日間、出雲大社には全国からたくさんの人が集まっていますが、たまたま知り合いと出会うのは結構珍しいことです。
次にYさんを素鵞社（そがのやしろ）へ案内すると、涙が自然と流れて、Yさんはここへ来ることが目的の一つだったようです。
その後、天神社を参拝し、さらに東へ。人通りがそれほど多くない道を歩いていると、ミラクルその６。後方にあの宮司さんの姿が見えました。これから参拝するあるお社の駐車場に車を停めているとのことで一緒に参拝することに。そして、そのお社の参道を進んでいくと、見覚えのある人が参拝を終えて歩いてきます。都市伝説でおなじみのセキルバーグ関さんでした。思わず握手を求めてしまいました。これはプチミラクル。
それから、ミラクルその７。お社の前で祝詞を奏上していると、お社の脇から視線を感じます。私が玉置神社や天河神社にご案内したことがある方でした。今回は出雲の磐座などを案内している方とご一緒されていて、その案内人の方とのご縁がつながり、私が知らなかった磐座をいくつか教えていただきました。それもよく知っている神社の奥宮で、奥宮があることを知らなかったので、本当に驚き、早速、この後参拝しました。まるで、ロールプレイングゲームのように出会った方に、次に参拝する場所を教えられるという展開がとても楽しく、濃い三日間となりました。私が濃いなあと感じているくらいなので、参加者の皆さんはかなりヘビーな三日間になったと思います。
旅の締めくくりは美保神社に参拝し、夕方５時頃なのに、拝殿に到着すると私たちを待っていたかのように巫女さんの神楽舞が始まり、最後まで神計らいの旅を楽しむことができました。
いつもありがとうございます。
光の龍マスター 市口哲也