見上げてごらん夜の星を（演奏動画）

作詞／永六輔　作曲／いずみたく

1960年に初演されたミュージカル

『見上げてごらん夜の星を』の劇中主題歌。

2020年9月にもこの曲を弾いています🎹

2020/9/22のブログ

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「見上げてごらん夜の星を(演奏動画)」

このミュージカルの時代背景は昭和30年代後半。

日本は高度経済成長期で仕事も職も増え、

信じられないくらいの好景気に

多くの人材が求められていた時代。

義務教育を終えたばかりの若い人たちは

金の卵労働者と呼ばれていて、

労働の重要な手となっていました。

そんな時代に、自分と自分たちの未来のために

昼間は働き、夜は定時制高校に通う若者たちを題材にした舞台です。

苦しいときには故郷を思い出して、

明日への希望につなぎたい心情が歌詞に表れています。

悲しいときも楽しいときも、

夜空に輝く小さな星を心の支えとして、 

昼間は工場で働き、夜は勉強して

ささやかな幸せを求めて、と歌っています🎶

1963年、坂本九さんの歌うこの曲がヒットし

第５回日本レコード大賞作曲賞を受賞。

のちに、数多くのアーティストにカバーされています。

坂本さんの長女で、

女優でもある大島花子さんもカバー。

平井堅さんも、CGを使って

坂本九さんとデュエットするなど、

永遠の名曲である証といえますね✨