Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ジビエの燻製!?

2024.04.13 10:17

「インスタを拝見しました」ということでNPO法人のS氏からメールをいただきました。「飯能でイノシシやシカを捕獲して、その肉をジビエとして提供していますが、燻製にしていただくことはできますでしょうか」

以前から「スモークロッジ飯能の森」と「飯能」を名乗っているんだから、何か飯能産のものを素材にした、特徴にしたことが出来ればなあ、と思っていました。「ジビエとかあればいいんだろうけど、高そうだし、保健所の手続きとかで扱うのは無理だろうし」と思っていたのですが。。。「ジビエを燻製にしていただけませんか」という連絡をいただいた時には、「うわっ!来た」という思いと「ジビエは衛生管理が大変そうで、保健所からダメと言われるだろうな」ということで「無理だろうな」と思っていました。でもまずは「この人に会ってみたい」という思いが強くなって、「まずは一度お会いいただけませんでしょうか」と返信しました。そして今日がその約束の日。

バイクで吾野というところにあるというジビエ解体所に行くと、いきなりこのイノシシくんが!

いろいろと話をさせていただきました。ジビエを扱っている理由、思い、そして運営方針。とても丁寧な言葉遣いで、S氏のお人柄も感じられる。そして実際にその場でシカのお肉をBBQしていただき食べさせていただきました。なんと、シカのタン(舌)も。S氏と一緒にいた、所沢にお住まいで、出勤前にこっちの方にかけた罠を見に来たりしているというI氏の話もとっても興味深いものばかり。お二人は鉄砲で打つ猟師さんではなく(I氏は所沢猟友会に所属していて、実際に鉄砲もお持ちだとか)、罠で捕っているのだそう。その罠も見せていただきました。

農家にとってはイノシシくんやシカくんは相当にやっかいものらしく、人の(畑の)エリアに出て来てしまう彼らを罠で捕獲しているのだそうです。そしてお肉は保健所の認定を受けた調理施設でさばいて、市内のレストランなどに卸しているのだそう。その一つとしてスモークロッジ飯能の森も選んでいただいたようです。

ちょうど新メニューを開発しているところで、それと重なってしまうだけにバタバタしそうですが、せっかくのご縁、何とか飯能の特産品として活用させていただきたいと思っています!

それにしても、こうした新しい出会いは、、、嬉しいです。燻製屋ならではの出会い。今日は概要をお聞きして、仕入れに関する情報を確認できればいいかなと思っていたのですが、思わず2時間以上もあれこれと話をさせていただきました。いや、話をしていただきました。今はまだ少し興奮気味です。