アトピー薬との出会いと別れ
小学校高学年くらいの時に
遅ればせながら水疱瘡にかかり、全身に水ぶくれが出来た。
(頭の中まで!)
水疱瘡が治っても水ぶくれ痕が消えず、ずっと痒くて
医者に診てもらうとアトピーと診断された。
幸い重症ではなかったが、それ以降ずーっと
アトピーの塗り薬(ステロイド)が手放せない生活に。
イタリアに留学する時
皮膚科から処方された小さな塗り薬のチューブ2本を持参するも
絶対足りないだろうなぁと心配だった。
語学を勉強していたペルージャという町からフィレンツェに移った時
知り合いのツテで日本人4人がシェアしてるアパートに住むことになった。
そこに住んでた同じ兵庫県出身の子がアトピーで
もうすぐ帰国するから自分の薬を私に置いてくと言ってくれた!
自分はまた皮膚科でもらえるからと。
しかも、彼女のくれたものは残りわずかだったので
新しいのを日本から送ってあげるとまで!
私ってなんて幸運なんやろう!!
彼女の説明はこうだった。
この薬はアトピーの権威の医者が開発した
ステロイドを少量使っているが副作用の少ないもの。
ステロイドは、ある一定の分量を配合しないとその効力を発揮しない。
逆に言うと、一定量以下しか配合しないと副作用はないが、効き目もなくなる。
しかしその先生は、他の自然な材料との組み合わせで
ステロイドを一定量以下しか配合せずとも効き目があり
副作用の少ない薬を開発したとのこと。
彼女との幸運な出会いで、留学中はなんの心配もなく過ごせた。
帰国してからもその皮膚科に行って処方してもらったり
上京してからは皮膚科に電話して薬を送ってもらっていた。
(保険外なので診察なしでも購入可能だった)
30代〜は症状はほぼ顔だけになり
塗る量もほんの少しだったので
1回送ってもらったら1年以上は保っていて
40代〜は2年以上保っていた。
もう塗らなくてもいけるかなと放っておくと痒くなってくるので
一生のお付き合いやなと思っていた。
そろそろ薬がなくなってきたなぁと思いながらも
減りが遅いもんだから
その皮膚科に連絡しない日が数年続いたある日
電話をしたら繋がらない。
えっ??
なんで??
ネットで検索したら、なんと閉院してるじゃないかーーー!
そんな事があるなんて。。
ど、どうしよう〜〜。。。
この薬がないと無理ーー!
パニックになって色々調べたら
同じ薬を出してくれる皮膚科が横浜にあるのを発見!
はぁ〜〜。
それで一気に安心した。
残り少ない薬で
「まだいける、まーだいける」
と粘っていた時に縄文塩に出会った。
縄文塩の事は以前のブログにも書いたけど
1日15グラム摂っていたら薬の塗る回数が減っていって
約3ヶ月後にはアトピー症状が出なくなっていた。
少量残っている薬はまだお守りに取ってあるけど
もう使わなくても良さそう。
必要な時に必要なものに出会う人生。
感謝です♡
そして、あの時出会ってくれた彼女に感謝♡