父親似の赤ちゃん、より健康に|【OMM特集】大塚和成(おおつか かずまさ)の気になるヘルスケアの話
【この記事の紹介について】
大塚和成です。本日紹介する気になるヘルスケアの話は『父親似の赤ちゃん、より健康に』です。
父親似の赤ちゃん、より健康に|【OMM特集】大塚和成(おおつか かずまさ)の気になるヘルスケアの話
出生時に父親似だった赤ちゃんは、1年後の健康度がより高い、というニューヨーク州立大学ビンガムトン校の母子家庭を対象とした研究。自分に似た赤ちゃんを持つ父親は、より育児に積極的であること、そして父親の関わりが子どもの健康に影響することが示唆されている。
「父親は育児をする上で重要であり、それは子どもの健康状態に現れてきます」とポラチェック博士は話す。彼は、南イリノイ大学のトレイシー氏らと共に「不安定な家族と子どもの幸福(FFCW)」と名付けられた研究のデータを分析した。この研究では、母と乳児のふたりで暮らす家庭・715世帯を対象としている。
本研究では、赤ちゃんの誕生時に、その顔が父親似であった場合、1年後により健康であることがわかった。というのも、父と子の類似性が、父親の積極的な育児時間を増やすことが示唆されたからだ。父親が赤ちゃんと過ごす平均時間の差は、自分に似た赤ちゃんをもつ父親とそうでない赤ちゃんの父親では月あたり2.5日にもなっていたという。
「赤ちゃんと自分の類似性は、父親にとって自分の子どもであるという確信を強め、ゆえに赤ちゃんと過ごす時間を増やすのです」とポラチェック博士。この結果は、特に不安定な家庭において子どもの健康を向上させるためには、父親との時間が重要であることを暗示している。
その理由としては、頻繁に父親が関わることで、子どもの世話や監督ができるほか、子どもの健康や経済的ニーズの情報収集も可能になることが考えられるという。「子どもは社会で育てるもの」という格言があるが、父親がきちんと育児に関与することが役立つのでは、とポラチェック博士らは見ている。
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