足の親指のつけねの不調
yogaoba健康ヨガサロンの秋本です。
今日は初夏を思わせる気温となりましたね。
レッスン中も少し汗ばむくらいでしたが、身体を動かしやすい温度だったかと思います。
足の親指のつけねや側面が痛くなるという声がありました。
年齢的にも、すぐに外反母趾などに結びつけたくなりますが、足指や足裏がきちんと使えているかや体重のかけ方などで変わってくるかもしれません。
足の親指のつけねから小指のつけねにかけてアーチがあります。この横アーチは、つま先立ちやハイヒールを履くなどでつぶれやすくなります。特に女性は、小指に力が入らなくて崩れる方が多いそうです。
足指に力が入らないことで体重を支える足裏にバランス崩れが起きてしまいます。足裏でしっかり支えられなくなると、足裏の上にくる足首や膝、股関節などにねじれや歪みが起きていきます。
外反母趾の見た目はとても特徴的なので気になりますが、痛みが発生してしまう原因となる立ち方・歩き方のクセを見つけて変えていかないと、根本的な問題解決にはならないと思います。
足裏をしっかり使うポイントは、足指を開いてマットを掴むようにすることです。
日常生活では、靴下や靴の中でも、足指を開くようにしておきます。
靴を履くときには、親指のつけねや小指のつけねに均等に体重がかかるようにしてひもを結びます。
最近は、紐を結ばずに履ける靴が人気のようですが、足のクセがあるときは紐を結ぶタイプの方が良いように私は感じています。
今日はレッスンの中で、立ち方の練習や足裏を強く使う練習をしました。
最後に軽く足首の調整をさせていただきました。
足首を触っているだけですが、「なんだか痛みがなくなった」とか「股関節の方まで不思議な感覚で動いた」などの感想をいただきました。私も不思議な感じを受け取りました。。
これは治ったというわけではなく、関節の動きが上手くハマっただけで、クセの状態を変えていかないとすぐに戻ってしまうと思います。
身体の使い方は、動かしていないと上手にならないと言えます。。