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コンテッサ整備

2012.04.11 15:55

前回も紹介したコンテッサのお客様が、今度はグレードの違うコンテッサを買ったようで、新規登録して欲しいとの事でお預かりした車。




当初は、車検に通るようブレーキ廻りやブーツ類、エンジン調整の整備をして登録する予定だったんだけど、色々と問題が発覚してかなり大掛かりの作業となりました。
取り合えず、車検を取得するには、主要箇所を全てを見直さないと難しい状況でした。

入庫時、エンジンは取り合えずかかってる状態だったんだけど、白煙が出てて、どうもオイルが燃えてる様子。
これじゃ、ガス検も通る見込み無し・・・・

エンジンオーバーホール。



って、完成後の写真。
もちろん、昭和39年の車ですから、部品など一切有りません。
流用できる部品を調べたり、無い部品を作ったりで、ただのオーバーホールだけど完成までに数週間を要してます。

クラッチ関係もリフレッシュ。


フラホは研磨。
ディスクは、ボロボロだったので張替えて使用します。

ミッションハウジングも綺麗に洗浄。



これを



レリーズベアリングも新品へ。

燃料タンクも洗浄。



だって・・・



メインパイプはご覧の通り。

燃料ゲージなんて・・・


サビで動かないし。

中身はこんな感じ。



サビ?ヘドロ?が出るわ!出るわ!

出来る限り洗浄して、内部はここまで綺麗になりました。



メインパイプも



燃料ゲージも




いくらエンジンを良くしも、燃料の入る大元がこれじゃね。
調子良いものも悪くなるわ。


これで、エンジン載せて




エンジン調整だの何だのして・・・


お次は足廻り。



ブーツ類はベロベロ。

ステアリングラック廻りも


ボロボロ、ベロベロ。
もちろん、なにひとつ部品は有りませんから、サイズ測ったり使えるブーツ探したりで対応してます。
ブッシュ類もウレタンで作ったりしてます。


ってか、もう書ききれないので、この辺で勘弁してください。