コンテッサ整備
前回も紹介したコンテッサのお客様が、今度はグレードの違うコンテッサを買ったようで、新規登録して欲しいとの事でお預かりした車。
当初は、車検に通るようブレーキ廻りやブーツ類、エンジン調整の整備をして登録する予定だったんだけど、色々と問題が発覚してかなり大掛かりの作業となりました。
取り合えず、車検を取得するには、主要箇所を全てを見直さないと難しい状況でした。
入庫時、エンジンは取り合えずかかってる状態だったんだけど、白煙が出てて、どうもオイルが燃えてる様子。
これじゃ、ガス検も通る見込み無し・・・・
エンジンオーバーホール。
って、完成後の写真。
もちろん、昭和39年の車ですから、部品など一切有りません。
流用できる部品を調べたり、無い部品を作ったりで、ただのオーバーホールだけど完成までに数週間を要してます。
クラッチ関係もリフレッシュ。
フラホは研磨。
ディスクは、ボロボロだったので張替えて使用します。
ミッションハウジングも綺麗に洗浄。
これを
レリーズベアリングも新品へ。
燃料タンクも洗浄。
だって・・・
メインパイプはご覧の通り。
燃料ゲージなんて・・・
サビで動かないし。
中身はこんな感じ。
サビ?ヘドロ?が出るわ!出るわ!
出来る限り洗浄して、内部はここまで綺麗になりました。
メインパイプも
燃料ゲージも
いくらエンジンを良くしも、燃料の入る大元がこれじゃね。
調子良いものも悪くなるわ。
これで、エンジン載せて
エンジン調整だの何だのして・・・
お次は足廻り。
ブーツ類はベロベロ。
ステアリングラック廻りも
ボロボロ、ベロベロ。
もちろん、なにひとつ部品は有りませんから、サイズ測ったり使えるブーツ探したりで対応してます。
ブッシュ類もウレタンで作ったりしてます。
ってか、もう書ききれないので、この辺で勘弁してください。