エンジンチューンの下準備
2017.09.06 10:30
フェンダーミラーハチロクから降ろしたエンジン
補機類を外し、こちらは全てブラスト行き
4.5AG制作に辺り、エンジンを分解していきます
年式相応の汚れですね
そしてヘッドを剥がし・・・
燃焼室も特に問題なし
そしてシリンダーブロック
最近お決まりの水穴は・・・
セーフ!
ノーマルヘッドガスケットでは、この程度では特に問題有りません
ですが、今回はメタルヘッドガスケットを使うので密着をを良くするために最小限で上面研磨します
エンジン自体には問題は見つからなかったので、これから洗浄と加工を行います
最後に少し当社のノウハウを・・・
4AGのボアアップチューニング、4.5AG、5.5AG、7AG、8AGと先駆けは当社で皆さんご存知の通り
今回は4.5AG仕様に辺り、ボアをノーマル81φから83φへボーリング加工する訳ですが、下の写真をご覧ください
棒を差してる、ここの水穴
この水穴はシリンダーボアとボアの間に伸びています
鋳物製のシリンダーなので個体差はあるのですが、普通の加工で83φまでボーリングするとまぁまぁな確率で水穴寛通します
なので、当社ではこの辺も対処してボーリング加工していたりします
穴が開いてからでは直りませんのでご注意を。