2024.4.13 笹倉山
2024.04.15 02:02
令和6年 4月13日(土) 参加者:11名 ガイド:真鍋雅彦
現地ガイド:榊健太郎
コース:御門杉登山口~展望台~国見崎展望台~笹倉山山頂~難波コース下山
(所要時間:約3時間30分)
温泉:ちどり荘
グリーンシーズン突入の4月です。足慣らしの山は宮城県大和町にある笹倉山で、かつて
七ツ森山の一座として登られていましたが、現在は単独の笹倉(大森)山として、薬師如来
が祀られ、亀の子石が中腹に鎮座するなど、古くから地域に根付いている信仰を感じる山で
す。今回は難波コースを下り縦走してきました。この時期七つ森の山々はスプリングエフェ
メラルに彩られますが、笹倉山も凄かったです。登山口には10台以上の車が駐車してあ
り、我々が登り始めると既に下山して来る登山者とすれ違いました。展望も素晴らしく往復
の足慣らしには丁度いいと、暑くなる前に登れる人気の山のようです。そしてもう一つこの
時期の楽しみが分かりました。カタクリが丁度見頃で、皆さんこれを愛でに登っているよう
です。登山口からちらほら見られましたが、登るにつれ益々密度が広がりカタクリの群生は
山頂まで続き、さらに下山の難波コースも一面カタクリに彩られるという、全山カタクリの
山だったのです。藪や笹類がない見通しのいい林床で、高木が若葉を広げる前に一斉に彩る
様子はまさに絨毯のようでした。イチゲやスミレなども見られて、山頂付近には太いブナの
木が並ぶなど、低山ながら見どころがありました。