Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

レディース鍼灸室   ひかり

朗報!!🌼妊活治療 症例報告①-6🌼

2018.11.23 14:54

Tさんの妊活治療を始めて6回目の今回、嬉しいご報告をいただきました!!

鍼灸での妊活治療に興味があるけど、踏み出せない…

という方の参考になればと

43歳Tさんの妊活治療について、Tさんのご協力の元、

blogにアップさせて頂いております。

前回の治療経過はこちら↓↓


妊活治療 Tさん(43歳)の場合

9月8日(土) 6回目の治療

前回少しお疲れ気味だったTさん。

少しケアを変えての治療でした。

そして前回の治療後から、しばらくお休みしていたクリニックでの治療も再開されるとのことだったのでいつものセルフケアのお灸に追加して

疲労にも関わりのある『関元』というツボへのお灸もお勧めしました。

ちょうど、というのは間違った表現かもしれませんが

いつもやっている『三陰交』のツボをやけどしてしまったらしいので

その分を関元に変更してセルフケアを続けてくださっていました。

ちなみにセルフケアのお灸をご自身でされている方もいると思いますが

セルフケアのお灸は『熱く感じたら外す!』

が原則ですが、暑い季節や体調が万全でない時などは寒い時期に比べて比較的やけどを作りやすいです。ついついいつも通りやるとやり過ぎた!!ってこともあるのでお気をつけください。

今回はそのことをTさんにお伝えしていなかったので大変失礼致しました。

また、ツボの位置が曖昧という方も多いのでご自身でセルフケアをされている方は

一度鍼灸院にツボの位置を確認してもらうのがいいと思います。

当院ではセルフケアのお灸指導もしております。

是非お気軽にいらしてみてくださいね!!

さてさて本題に戻ります。

今回Tさんが当院に来院する2日前に顕微授精にむけて、クリニックで採卵を行ってきたようですが

なんと!!!

採卵数が今までで最多の9個!!

鍼灸治療を開始する前は採卵のたびに数が減って

2月の時点で2個しか採卵できなかったのですが

今回は9個!!

とても嬉しいご報告を頂きました\(^o^)/

というのも

鍼灸治療で効果が期待できるのが

『卵巣と子宮の状態をよくすること』

これに尽きるからです。

血流や自律神経、ホルモンの働きを改善して

卵巣と子宮の機能を高めることが鍼灸治療の得意とすることです。

実際その働きが悪いと妊娠に至ることは難しいのです。

採卵した受精卵を移植するのはまた後日ということで

今回はまた身体全体の調子を整えながら、子宮の状態をよくするための鍼灸治療をさせて頂きました。

今回は脈、舌、腹診共に前回より状態は良くなっていました。

腹部と下腿部の反応の出ているツボに鍼とお灸を

背部は少し緊張が見られたのでそのケアもしつつ、子宮の血流を改善する治療を行いました。

クリニックでの治療がより効果的なものになるように

Tさんの身体の状態がいい状態でいられるよう、引き続き努めていきたいと思います。

最後に余談を少々…

鍼灸での妊活治療は先ほども載せた通り

血流や自律神経、ホルモンの働きを改善する効果があります。

それにより患者様の体質改善を図り、妊娠しやすい身体づくりをサポートして参ります。

でも実はそれだけが目的ではありません。

妊娠しにくい方の特徴としてお腹や手足が冷えている!

という方が多いです。血流が悪くなっている方が多いのです。

そんな状態で例えば西洋医学の力を借りて妊娠できたとしても

赤ちゃんを育てるための胎盤にはたくさんの血流が必要です。

そして冷えが強く血流が悪い妊婦さんは

お腹が張りやすかったり、硬かったりする方も多く異常分娩に繋がりかねません。

実は妊活での体質改善だけでなく妊婦さんになってからもセルフケアのお灸は続けていただきたいのです!!

そうすることで早産、前期破水、微弱陣痛、遷延分娩などの異常分娩のリスクを減らす効果が

あるとされています。

今年の3月、横浜で全日本助産学会にて助産師さんにその効果を伝えに行ってまいりました。

一般の方々にも是非その効果を知って頂きたい。

そう願わずにはいられないレディース鍼灸室ひかりの余談でした(^o^)

写真は全日本助産学会での1枚です!(^^)!