仁文会

「-伝統と創意-第78回日本書芸院展(役員展)、開会式、記念講演会」

2024.04.17 10:34

本日、開催しました。

開会式のあと、為末 大氏の「熟達論」の講演会がありました。

スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダリスト。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2023年12月現在)。

哲学的な講演でいろいろ学ぶことがありました。

世阿弥の「風姿花伝」を紹介のあと芸術、芸道、芸能、書道、スポーツの共通点を感じました。

講演では5つのポイントを示されました。

①日常に変化をつけた遊び②型を身につけ身体に染み付け反射的に動く③観察すること④力を抜きリラックスすること。中心をとり姿勢が大事⑤ゾーンに入り夢中になること。ただし、心が晴れていないとダメ。全体をコントロールした人が勝者になり、また、①遊びにかえる。

最後に、物事を科学的に見て細分化すること。また、人は将来にわたって学んで行き、成長できる。これが熟達論であると締め括られ、一時間半の記念講演会はあっという間に過ぎました。


2024.4.17