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TRUE LUXURY

バニラな毎日。

2024.04.18 08:10

こんにちは🍀

今週はたくさんのお出かけ週間。

と言っても、遊びというよりも所用がたくさん。


4月上旬まで英語のレッスンの春期コースで外出もままならなかったので、所用が溜まりに溜まっています💦


とはいえ、先週は親しくさせていただいているお客様をお招きしてのお茶会、そして新しい英語レッスンの生徒さまの体験レッスン、楽しみにしていた趣味のお稽古ごとなど、4月らしい新しい出逢いや楽しい時間もありました☺️


こちらは・・・お客様がお持ちくださったラデュレのスイーツでのティータイム🫖


お誕生日にとお花も贈ってくださり感激🥺




英語の体験レッスンも受験英語とは異なり、まさに私のお伝えしたい「気遣いのコミュニケーション」をテーマにしたレッスンをご希望の生徒さまで、これからが楽しみです✏️


そして、今週に入ってからは1年越しに叶ったテーブル茶道のレッスンなど✨

懐かしい再会もあリ、学びもあり、とても和やかな会となりました。


後日にはRose Roomさまと先日のレッスンの打ち上げを兼ねたランチや(私の大好物でもあり、そしてとっても希少なあんやさんのカットのし餅&こし餡をお土産にいただきました😭)、身体のメンテナンス、夏に向けてのクリニック通いなどで毎日が慌ただしいのですが、自分の時間も大切にしつつ過ごせています🍀

(珍事件が重なった梅の花🤣)


いただいたレアなお品🥹

もちろんお餅がまだ柔らかいうちに、直ぐにいただきました☺️


先日、おすすめいただいて読んでみた「バニラな毎日」。


最初の章は、主人公「白井さん」の気持ちが胸に沁みて、読んでいてちょっと辛くなりました🥲

お店を経営する上で、大手と個人店が競走するのは簡単なことではなく、そして「個人店」は「個人」としての思い入れも大きいからこそ、経営的な判断に私情が入りやすく、苦しむことも少なくない。もちろん大手は大手の社員の職を守らなければいけないので、経営の判断はよりシビアになるでしょうが、個人店は「1人」で葛藤を抱え込むことも少なくないように感じます。


価格を上げるくらいなら、コストカットをして見えないところでの「皺寄せ」を気づかないようにしていくのか、それとも価格を上げても理解してくれるお客様だけを頼りに店をやっていくのか、それともちょうど良いバランスの中間を見つけるのか。


私もほぼほぼ一人経営者としてこの12年この仕事をやってきて、今、まさに欧州の輸入品の値上げのオンパレードに直面している中、とても興味深く読み込んでいました。


私の店の経営ポリシーとしては、「少しでも本国に近い価格で、だけれども、決して本国の価格をセールなどをして下回ることがないように」というものです。

このポリシーはここ12年、どんなことがあっても貫いてきました。


これまでにも、少なくない数の欧州ブランドが日本で様々な販売形態をしてきて、結果的には日本でのセールやアウトレット価格が「本国で買うよりも日本で買った方が安い」と言われるようになり、本国でのそのブランドの価値自体が下がってしまった、、、という例を見てきましたが、それってあまりに悲しすぎる結果です。


私が取り扱っているブランドも、この12年でご案内価格がグンと上がりました。

その国の経済力が上がり、人件費が上がり、また欧州国内も然り。


一方で、日本の経済力はそれに追いついていないところがあり、円はどんどん弱くなっていく。そんな中で、もちろん為替のリスクなど想定しながら発注作業をしていますが、大きな価格の変動は免れませんでした。


そんな時にどんな手段に出るべきなのか。

欧州価格を参考に、現地が正当とする価格に敬意をはらいながら、その価格をベースに輸入コストや人件費を含めて考えるのか。

はたまた、極端な例ですが、「自分は1個につき1,000円の儲で良いから100個売ろう!その代わり他のコストや人件費は削れるだけ削ろう!」と考える店が出てくるのか。


一見消費者にとっては、後者の方が企業努力をしている有り難い(?)店に見えるかもしれませんが、これまでその商品を正当な価格で購入していた人々や、今後その作品がそれだけの価値しかないと見られるリスクを抱える製造側からしてみたらそれは果たして良いことなのか。


私も一消費者として日々の暮らしの様々な価格の上昇に戸惑いながらも、我が家の生活スタイルや消費について、改めて考えながら過ごしています。


「自分にとって価値のあるもの」、そして「この先も末永く存続して欲しいと思うもの」を選び、「余計なものは増やさない」。


そんなスッキリとした暮らしを目指したいなと思いました。


「バニラな毎日」の読書から、話が飛躍しましたが、「自分が大切に思っていることを大切にし続けながら、それを続けるために柔軟になれるところは柔軟に」。


主人公の「白井さん」がお話の最後で下した決断の続きを続編で読むのを楽しみにしつつ、私は私で柔軟性を持ったしなやかな「経営」ができたらなと思います🍀



こちら贈っていただいた可愛いお花☺️

心癒されるお花です🍀