リーダーウォークトレーニング開始1週間【トイプードルそら1歳♂とボストンテリアぴぐも3歳♀】
”トイプードルそら”と”ボストンテリアぴぐも”のリーダーウォーク(ヒールウォーク)を開始して1週間が経過しました。
※ドッグトレーナーの後藤さんに教えてもらった時の記事はコチラ
毎朝の散歩でもリーダーウォークを意識して散歩をしてきました。
トレーニング開始1週間が経過したのでドッグトレーナーの後藤さんに動画を見てアドバイスをしてもらいました。
後藤さんによると犬とトレーニングをする上でとても大切だと思うことがあるとのことです。それは、「できないことに目を向けるのではなく、できることに目を向ける」ということです。犬と人は違う動物ですので、体の構造も物事の捉え方も違います。
人が思う通りにいかないのが当然であり、トレーニングのスタート地点になっています。
トレーニングを通して、人と犬の一致しなかった部分が一致していくことが重要なので、できるようになったことをピックアップしていく方が建設的です。
できないことは多すぎて、数えてしまうと飼い主さんの地道にがんばる気持ちがなくなってしまうこともあります。
で結論から言えば"そらくん"も"ぴぐもちゃん"もトレーニング開始1週間目としては合格です。まずはトレーニングを通してできるようになっていることに焦点を当て、少しずつ難易度を上げていきましょう!!
まずは"そら"
【そらのGOODポイント】
・お姉ちゃんの存在を意識している(お姉ちゃんの方を見ている回数が増えている)。
・フードの誘導で歩けている。
【そらのBADポイント】
・途中で集中が切れてしまい、地面の匂いかぎをしている。
・お兄ちゃんとの練習時は飛びつきが多く見られる。横ではなく前に出がちになっている。
【そらのBADポイントを改善するために気を付けるべきこと】
・できれば最初からフードを2~3粒持っておいたり、ちょっと大き目のかじり取れるおやつをかじらせながら歩くなどして、テンポよく歩けるようにする。テンポよく歩くことが難しい場合は連続で歩かず、いったんリードを緩めてもいいので、仕切り直す。
・歩数を延ばすことは大事だが、1歩1歩確実に歩くことも大切なので、あせらず3歩くらい歩く練習何度も繰り返す。
・お兄ちゃんは身長があるのでちょっと大変だとは思うが、もう少し前かがみになり、フードの位置がそらの鼻の高さに来るよう気を付ける。(長く歩いているうちに少しずつフードが上にあがってしまうので、そらが飛びつく原因になっている。歩数は短くても良いので、飛びつかせないように注意する。)
膝を曲げて中腰になるよりは、前屈でフードの位置を下げる意識で。
・フードを持った右手をできるだけ足の横にもっていくように意識し、正面に動かさないように固定するつもりで。
続いて"ぴぐも"
【ぴぐものGOODポイント】
・お姉ちゃんの存在を意識している。お姉ちゃんがフードを用意している間もきちんと自分からお姉ちゃんの顔を見上げている。
・そらよりも止まっている時間が短く、テンポよく歩けている。→お姉ちゃんが歩きながらポーチからフードを出せている!
・集中が切れず、匂いかぎもしていない。
【ぴぐものBAD ポイント】
特になし。
【BADポイントはないが気を付けるべきこと】
・ハーフチョークカラーをスタンダードカラーにする(アジャスターでサイズ調整できるタイプのもの)
・ハーフチョークカラーの使い方をマスターしてからでないとトレーニングには向きません。
・動画の場合は、カラーのチェーン部分を握り込めないため、お姉ちゃんの肩が上に上がってしまっている。
やばい^^;後藤さんに相談する前に買っちゃったんです。。。。
早速、買い換えます。
※こちらの記事でリードの選び方も紹介しています。
あと、できれば明るく声掛けをしながら歩けるとなお良しです。
犬は瞬間を生きていますので、良い行動をしたらその都度褒めて、「それが正解だよ」と教えていく必要があります。私と練習したときの動画を見ていただくとうるさいくらいにちょこちょこそらに声がけをしていると思います。できないときは励まし、ちょっとでもできたときは「いい子!」「上手!」「そうだよ!」などちょっとテンション高く褒めていきます。
できないのが基本なので、叱る瞬間はありません。
最初の歩き出しの部分の参考動画
風の音で声が小さいですが、歩きながら「そう」「そう」と行動をマークしています。
右手と左手の位置にも注目して下さい。
記事監修 Superintendent
ドッグトレーナー:後藤真由美
Veterinarian& Dog trainer:Mayumi Goto
▪️Funny FaceドッグトレーニングHP
▶︎プロフィール
Funny Faceドッグトレーニング代表
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業
動物病院勤務後、一身上の都合により音楽スタッフの道へすすむ。
音楽制作や著作権管理、ミュージシャンマネージメントの仕事をしながら、WWFなど野生動物保護活動にも寄付を続ける。
学生時代をともに過ごしたビーグル犬を飼ったことにより、ドッグトレーナーに興味をもち、プレイボゥドッグトレーナーアカデミーにて学ぶ。
現在は、5頭のビーグル犬と猫1匹と生活。
▶︎取得資格
獣医師免許保有、プレイボゥ認定ドッグトレーナー、ホリスティックケアカウンセラー、日本ペットシッター協会認定ペットシッター士