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めしねこの部屋

『三日間の幸福』の話

2018.11.24 12:49

みなさまこんにちは。

一昨日ゼミの方で飲み会がありまして行ってました。

今回の飲み会は後輩と私たちの顔合わせが趣旨だったので、少しだけですが話してきました。

ただ、なんの話をすればいいのか本当に困ってしまい、コミュ力がないことを実感した飲み会でした。まあともあれ普通に楽しかった飲み会でした。



さて、今回は私が今まで読んできた本の中でおすすめの一つの『三日間の幸福』の話をしようと思います。この本の作者は三秋縋氏です。

この本自体は数年前に発売したのですが、元々2ちゃんねるか何かのインターネット上の媒体で投稿をしていたものです。私も中学生の頃にとあるまとめサイトでこの話を読んでいました。

少しだけ話の概要を話します。

主人公はいわゆるダメ人間で、お金などで色々苦労している時に寿命を売ることができるという話を古本屋とレンタルCDショップで聞きます。それで寿命を3ヶ月を残して売り払います。それから、その人が自暴自棄になって問題を起こさないように監視人の女の子がついて、3ヶ月を過ごしていくという話です。


この本の中の特徴をまずいうと、人間の孤独を非常によく表現している本だと私は感じています。

ネタバレが多くなってしまうのは私としても避けたいのでやめておきます。この本では、主人公を通じて人間が孤独になった時にどのような行動をとるのかを表現していますが、それが非常に現実に即しているというか私は非常にサクッと共感できるような内容でした。

さらに、この本の結末は非常に作者の人生観が色濃く出ているものであるように感じました。人生の幸せとはなんなのかという漠然な問いに対するある種明確な作者の答えが内包されているように感じました。

あと、これは一つのおすすめなのですが、この物語に興味を持った人はできるならば文庫版を買ってほしいと思います。

前述の通り、今でもネットで検索をかけるとにちゃんねるなどのものが残っているので、言ってしまえば無料で読めます。しかしできれば文庫版がいいと思います。

理由として、まず加筆されている部分が多いのでより細かく読むことができる点。そして、文庫本にはあとがきがあるという点です。

特に後者の理由が大きいのですが、私はこの本を読んだ後にあとがきを読むのと読まないのとでは感じ方が全然変わってくるものであると思います。

私自身もそうでした。私はネットで読んだ後に文庫も読んだのですが、内容で感動した後にあとがきでまた感動しました。なのでみなさまにもこの感動を味わってほしいと切に思います。


内容に関してはこの辺で終わります。

三秋縋氏の出している本は他にも最新作である『君の話』や『スターティング・オーヴァー』など色々あります。今まで多分全部読んできましたが、その中でも『三日間の幸福』は一押しです。ちなみに次のオススメは『君の話』です。

三秋縋氏の本は全体的に今回あげた二つの特徴、特に後者の特徴が非常に強く感じられる作品になっていると思います。なので、『三日間の幸福』を読んでみていい本だなと思った人には他のどの作品も楽しめると思います。

私は基本的に一度読んだことのある作者の新刊が出たらできる限り買うようにしています。これは私の中のルールというか惰性というか流れというかとりあえず買うんですよね。

これには一応理由があります。この世界には非常に多くの本が存在しています。それこそ往年の名作から新人気鋭の作者が出したものまで様々です。その中で私が触れることができる本というのは限られています。時間的にも量的にもお金的にも。なので、できるだけ本や作者との縁を大切にしたいんですよね。

なのでできるだけ読んだことのある作者の本は買うようにしています。

その中で、私の中の評価は多少上下してしまいます。それはまあ仕方のないことであると思います。しかし、私は三秋縋氏の本はいつも完成度の高い非常に読んでいて面白い物語であると思います。なので、みなさまにも自信を持っておすすめできます。

余談なのですが、この『三日間の幸福』は漫画版もあります。『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。』という名前です。

私はできる限り最初に触れた媒体からの印象などを大切にしたいと思っているので漫画版は読んでいません。他の作品でも同じです。



さて、今回はこの辺で終わりにしようと思います。

ネタバレをしないように頑張って書きましたが、少々拙い感じになってしまいました。興味を持った人はぜひ読んでみてください。

また本に関する記事も投稿しようと思います。それでは。