吉野を徹底探索してみよう!
http://japan-heritage-yoshino.jp/course/ 【吉野を徹底探索してみよう!】より
吉野の大自然と歴史を体感できる、魅力的なエリアをテーマごとにご紹介します。
http://japan-heritage-yoshino.jp/course/model01/ 【森から生まれた伝統産業と歴史を学ぶ】より
川上村・吉野町・下市町エリア 森から生まれた伝統産業と歴史を学ぶ 世界遺産の霊場を歩き、金峰山寺や鳳閣寺など、吉野の山岳信仰のルーツを訪ねます。
土蔵翁(どぐらおう)屋敷跡
13.土蔵翁(どぐらおう)屋敷跡
土倉庄三郎は、林業の発展に大きく貢献しました。彼の考えた「土倉式」造林法は、「超密植・多間伐」という画期的な方式で良質な杉材を多く作り出しました。その功績を称え屋敷跡に銅像が建立されています。
14.「土蔵翁造林聖徳記念(どぐらおうぞうりんしょうとくきねん)」岸壁碑文
土倉庄三郎は、私財を投じて小学校を開校させたり、さまざまな方面で社会に貢献した功績を讃えるため、大正10年(1921年)、林業博士・本多静六氏の呼びかけで、生誕の地大滝の岩盤に碑が彫られました。
3.願行寺(がんぎょうじ)
室町時代、蓮如上人が吉野地方の布教の拠点として建立した寺。同時代の吉野林業の担い手であった杣人※たちの心の拠り所でした。枯山水の庭園は、県指定文化財(庭園見学、要予約)に登録されています。
※そまびと。杣木を切ったり運び出したりする人。きこり。
45.吉野の手漉和紙(てすき)
大陸から伝えられた製紙技術は、水に恵まれた国栖(くず)地区で、和紙を漉(す)く職人が多く集住し、様々な和紙が漉かれて発展しました。
19.龍門寺跡(りゅうもんじあと)と龍門滝
龍門は古代の貴族たちにとって、別世界の空気が流れている場所で、吉野の自然を崇拝していた修行者たちが修行の場として利用していました。
A.森と水の源流館
源流の森を体感できるジオラマや、川の生き物に出会える大型水槽など、川上村 の自然を遊びながら学ぷことができます。
吉野材振興協議会
B.吉野材振興協議会
吉野材センタ−の一角にあり、吉野の杉や桧を使ったさまざまな日用品や、樹齢60年~200年の杉などが展示されています。
http://japan-heritage-yoshino.jp/course/model02/ 【森に祈り、森が育むチカラをいただく】より
吉野町〜黒滝村エリア 森に祈り、森が育むチカラをいただく 世界遺産の霊場を歩き、金峰山寺や鳳閣寺など、吉野の山岳信仰のルーツを訪ねます。
5.石仏(いしぼとけ)
石仏とは、石に彫られた仏像や道祖神などの神像なども含め総称されています。黒滝川を流れる木材の集積場に水の安全を祈ったという石仏が祀られ、いにしえの時代から今もなお、村人たちを見守っています。
24.河分(かわわけ)神社
黒滝村の中央に位置しており、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀っています。植物や蚕桑(こぐわ)を司る神で、人間の生活で必要な五穀、稲の成育を司る神として水が不可欠な吉野では古くから信仰されています。
高算道(こうさんどう)25.高算道(こうさんどう)
吉野山の会式・花供懺法をはじめた高算上人の墓と伝えられ、堂には高算上人像と木造彩色の蔵王権現が鎮座しています。
26.鳳閣寺(ほうかくじ)
真言宗鳳閣寺派の本山。修験道(しゅげんどう)との関わりが深く、白鳳6年(672年)に勅命により国家安泰の祈願道場として開山したことに始まります。
41.吉野山の街並み
尾根筋に道が作られ、その両側に吉野建の民家・商家・旅館・寺社が並んでいます。吉野の人々には経済活動の拠点、山伏には修行の拠点となっていました。
1.金峯山寺(きんぷせんじ)本堂
桜の名所として知られる吉野山の中千本(なかせんぼん)に位置する、日本固有の宗教、修験道の総本山。
4.黒滝旧役場庁舎
1910年、吉野材木黒滝郷同業組合事務所として建てられた洋風木造建築。現在は「村民俗資料館」に。
http://japan-heritage-yoshino.jp/course/model03/ 【森に抱かれ、吹く風に癒しを感じる】より
東吉野村エリア 森に抱かれ、吹く風に癒しを感じる 春は桜、秋は紅葉と四季折々の表情を見せる、東吉野村の大自然を満喫できるスポットをご紹介します。
35.七滝八壺(ななたきやつぼ)
台高山脈「伊勢辻山」を源とし、大又川にそそぐ七つの滝の総称。水量豊かで美しい景観を造形しています。一帯は、日本三大人工美林のひとつであり、ニホンカモシカ、ニホンザルなど多くの動物が棲息しています。
37.木霊(こだま)神社
丹生川上神社中社の境内にある、林業の繁栄を願い祭祀された神社。祭神は五十猛命(いそのたけるのみこと)で、林業の神として信仰されています。林業が盛んであった吉野の林業に携わる人々の厚い信仰を集めています。
38.木津川(こつがわ)の祈祷念仏(きとうねんぶつ)
日本では古来より立春から数えて「二百十日」を厄日と考えられています。その前祈祷として、村落の平穏無事を祈る踊り念仏のことを「祈祷念仏」といいます。
39.高見山(たかみさん)
奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市との境界にある山で、登山家たちの間では「近畿のマッターホルン」とも。標高は1,249m。山頂の「高角(たかすみ)神社」には祭神として「瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)」「八咫烏建津命(やたがらすたけつぬみのみこと)」も祀られています。
C.宝蔵寺のしだれ桜
豊臣秀吉が1598年醍醐寺で開いた花見に、宝蔵寺より桜を取り寄せられたといわれており、秀吉が眺めた桜と関係のある桜がこの地に咲き続けています。
D.たかすみの里
四季の美しさから多くの文人を魅了してきた里。日帰りでも楽しめるたかすみ温泉には、薪風呂や桧風呂などもあります。
http://japan-heritage-yoshino.jp/course/model04/【森が育む神水と恵みを訪ねる】より
天川村エリア 森が育む神水と恵みを訪ねる 古来より聖域と考えられてきた天川村の、神秘的で心落ち着くスポットをご紹介します。
29.龍泉寺(りゅうせんじ)
真言宗修験(しゅげん)総本山醍醐寺の大本山。1300年前、役行者(えんのぎょうじゃ)が、湧き出る泉を発見し、これを龍の口と名付けほとりに八大龍王をお祀りしたといういい伝えが起源とされています。
30.栃尾観音堂(とちおかんのんどう)
延宝3年(1675)、大峯の地で修行中この地を訪れた円空が、栃尾の集落の小さな祠にこもって彫ったといわれる聖観音菩薩立像、大弁財天女立像、金剛童子像、護法神像の4体を安置する観音堂です。
42.洞川(どろがわ)温泉街
山上川のほとり、標高約820m余りの高地に位置する山里で、関西の軽井沢とも。大峯信仰の拠点として栄え、多くの旅館・土産物店・御食事処が軒を連ねる温泉街です。
6.みたらい渓谷
山上(さんじょう)川が川迫(こうせ)川に合流する辺りにできた渓谷。「みたらい」の名は、南朝の帝がミソギをしたといわれる伝説の地です。
27.天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)
日本三大大辨財天の筆頭とされ、水や芸能の神様としても有名です。
http://japan-heritage-yoshino.jp/course/model05/ 【森のふところ深く入り冒険者になる】より
上北山村〜下北山村エリア 森のふところ深く入り冒険者になる 雄大な山々に囲まれた上北山村と下北山村の、圧倒的な自然美を堪能できるスポットをご紹介します。
17.吉野の天然林と人工林
古来より吉野の人びとは、山頂と稜線は神仏の頭であり通り道と考え、植林をせず守り続けてきました。それにより、今では稜線の自然林と青々とした人工林が美しいコントラストを描いています。
9.池神社(いけじんじゃ)と親子杉・夫婦杉
「役行者(えんのぎょうじゃ)」が開いたとされる池神社のご神体は、正面にある明神池です。大昔に突然池から恐ろしい地鳴りのような音が鳴り、水面が荒れ狂いだしたとき、役行者が三日三晩の祈祷で水神の怒りを鎮めたといいます。
43.前鬼(ぜんき)集落跡
村の北部、大峰山脈の麓(ふもと)に位置し、大峰山中の修験者(しゅげんじゃ)の先達を務めた由緒ある集落。前鬼は、約1300年前に夫婦の「鬼」であった「前鬼」「後鬼(ごき)」が住み着いた地で、古くからの集落の姿をひっそりと伝えています。
E.千尋滝(せんひろのたき)
上北山村にある滝の中でも水量が多く、落差85mの高さから豪快に流れ落ちる光景は究極の自然美です。
F.垢離取場(こりとりば)
エメラルド・グリーンの美しい淵。垢離(こり)とは身についた罪・穢(けが)れのことで、修験者(しゅげんじゃ)が身を清める場所でもあります。