「宇田川源流」【日本万歳!】 コロナ前よりも1割増しとなる外国人訪日客
「宇田川源流」【日本万歳!】 コロナ前よりも1割増しとなる外国人訪日客
毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。日本のすばらしさや、日本が世界から称賛されえる内容をご紹介し、その内容を細かく分析し、その中においてその素晴らしさが何に由来しているのかということを皆さんにお話をするということをしている。そのことによって、本件の内容において、日本人の国民性や日本人の生活習慣で世界が称賛する内容をしっかりとご紹介しようということになる。
このようなすばらしさは、基本的に「一人の特別なヒーロー」が称賛される場合がある。最も有名な例はアメリカ大リーグの大谷翔平選手や、サッカーの久保建英選手、将棋の藤井聡太八冠などがその様な特別なヒーローに当たる。実際に、この人々は添付の才能があり、また普通の日本人にはまねしようとしてもとてもその領域に達することも、近づくこともできないというような内容であろう。しかし、その称賛される中には、日本人としての誇りやプライドそしてその生活習慣や考え方が含まれていることになる。大谷翔平選手が、グラウンドのごみを拾ったり、あるいはファンサービスをしたり、旧同社のようにストイックな生活をするというのは、やはり日本的な内容なのではないかということになる。
一方「無名の日本人が、たまたま取り上げられた」というパターンがある。新聞やテレビで名前を見ても、基本的には有名人ではないし、また生活などにも普通の人である。何か特別な人ではなかったのである。しかし、その内容に関して、「普通」であるという事、つまり大多数の日本人が同様の行動を行いまた、同じ状況においてその行動ををとる可能性が高い。しかし、その内容に関して言えば、日本人ならばその人ではなくても同じような行動をとることになり、マスコミで報道されているのは、たまたまその人が選ばれているだけで同じであるということにある。それは「日本人の性質や習慣全体が称賛されている」ということであり、そのことから、その内容を素晴らしく行うということになるのである。
今回は「無名の日本人」のパターンである。
【速報】訪日外国人が史上初めて300万人超え 3月はコロナ前より1割増で過去最高の308万1600人
日本政府観光局は17日、2024年3月の訪日外国人が、単月としては史上初めて300万人を超えて、308万1600人だったと発表した。
前の年の同じ月の約1.7倍で、コロナ禍前の2019年3月と比べても11.6%上回った。単月の数としては史上最多を更新した。
春の桜シーズンによる訪日需要の高まりに加え、今年はイースター休暇が3月下旬から始まったため、訪日外国人数を押し上げた。
国・地域別で見ると、3月に最も多く日本を訪問したのは韓国で66万3100人、次いで台湾が48万4400人、中国が45万2400人、アメリカ29万100人、香港23万1400人、タイ13万1700人となっている。
韓国・台湾・香港などはコロナ前を上回ったが、中国はコロナ前の2019年3月よりもマイナス34.6%と下回っている。
ベトナム、インド、アメリカ、カナダ、メキシコ、ドイツ、イタリア、北欧地区では単月として過去最高を記録し、韓国、台湾、香港、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリア、アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域では、3月として過去最高だった。
4/17(水) 1FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
https://news.yahoo.co.jp/articles/10b196e89bbcab359dd1b7dcd9d2533f612a287c
私個人としては、観光地に外国人ばかりで、あまり嬉しくないと思っているところもあるので、何とも言いよう長いところである。しかし、「日本が人気」であるということは、実は素直により子ぶべきことではないかと思う。
そもそも「日本に外国人がくる」ということは、どういうことであろうか。2016年に、安倍元首相と話をしたときに、似たようなことが話題になった。当時、シリア内戦で多くのイスラム系の難民があり日本はその難民を全く受けないということで話題になっていた。国連総会で難民を受けるべきという圧力を跳ね返すためには何をしたらよいのかということを話したのである。その時に、難民が行かない国は「難民の母国よりも荒廃した国である」「難民の母国以上の戦争をしている」「難民が出る必要がないように母国が発展する可能性がある」という三つのどれかに当てはまれば日本に難民が来ないということを話したのである。安倍元首相は「シリアを発展させ、難民を出すことのないような国にする」ということを表明し、シリアへの産業支援を表明したのである。そのことは、国連の総会で評価され日本はあまり難民を受け入れずに済んだ。
さて、これは難民の話であったが、今回は「観光客」の話である。
実際に、「日本にしかないモノ」「日本が割安感がある」「日本は安全で楽しめる」ということがある。それだけではなく、日本の内容は「おもてなし」があり、相手を楽しませるということが、普通に行われる。そのようなことが日本の観光に関しては、非常にたのしいということになる。
昔の情緒があり、楽しめて、割安で、なおかつ安全であるということになれば、それは観光だけではなく日本に来たくなる人も少なくない。そのように考えれば、何も、中国人の観光客が戻らなくても、日本に多くの国から観光客が来ることは間違いがない。ある意味で日本の人気というのは、そのような「日本人のサービス精神」や「秩序だった安全」が大きく作用している。単に円安であるということだけではなく、そのような日本のすばらしさが高く評価されているのではないか。
先日、飛騨高山に行ったがその多くの観光客は、タイ人や欧米の人々であった。そしてその人々も母国では絶対にやらないような「行列」を作って、並んで食べ物を購入しているのである。まさに日本の「文化」や「雰囲気」がそのようにさせているのであろう。そのようなことも高く評価されているところではないか。
まさに、そのように、「観光客も日本に感化されて、列を作ったり、マナーが良くなったりする」ということが、もう一つの効果なのかもしれない。
日本は「他を巻き込むすばらしさ」があるのかもしれない