朝
2024.04.22 00:00
長い1日だった。昨日は母が町内の懇親会(バス送迎で食事を食べる会) に参加したいという日だったのでちゃんと送り出すところまでで
1日の役目終了。な感じだったのだけど急いで貸し部屋に向かい光希くんのワークショップに来られていたお客さまによもぎ茶をお出しした。写真を撮ったり、お吸い物を作ったり珈琲スタンドのお世話をしたりとフル回転。細い竹ひごのやわらかさや空気になじむ感じにずっと癒されていた。竹への気持ち。こんなふうに使ってもらえることはうれしいだろうね、きっと。ワークショップまでの下準備がどれほど大変なことかと思い至る。
一昨日作ったショートブレッドと和三盆。みなさんに食べてもらえてよかった。エツコさんからいただいた和紙がほんとに素晴らしくてショートブレッドを包むのも楽しく。お菓子をつくるひと、ワークショップをされるひとの気持ちを体感できたことはよかったと思う。部屋をお貸しするという立場と、使うひとの気持ち。
夜遅く帰ってきてもまだ心がゆらゆらと動きまわっていた。自分の部屋のなか、しばらくひとりの時間を過ごして落ちつくのを待つ。
しずかに竹を編む姿が、時間が美しかったなぁと余韻を味わっている朝。