映画「美しき緑の星」上映会の感想
若い頃から蜘蛛になりたいと思っていた。 (虫好きな私)
蜘蛛は、身一つで生きていて(人間以外の動物はそうやけど)
自分の体から出る糸で好きな場所に家を作れるし
風に乗って飛ぶこともできる。
歯ブラシもいらなければ、服も鍋もドライヤーも何もいらない。
人間は生きていくために、なんと多くの物を必要とするんやろう。
ミニマリストでありたいと思ってはいるけど
結局私も多くの物に囲まれて生きてる。
もったいない星人なので、なかなか物を捨てられないし。
先日、立川にあるほっこりカフェさんで
「美しき緑の星」という映画の上映会に参加してきた。
地球ではない別の星
美しき緑の星に住んでいる人たちから見た地球の話。
あらすじはアマゾンさんから引用させていただきました。
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他の星から見た地球という惑星の世界。
地球よりも遥かに小さな惑星である美しき緑の星は
豊かな自然に恵まれ、人々は自給自足で助け合う循環社会を形成している。
大都市も身分制度もないユートピアの美しき緑の星の住民にとって
貨幣制度や戦争を繰り返す地球という惑星は
極めて原始的な文明レベルにあるだけでなく
まるで地獄のような星。
美しき緑の星には「星外派遣」という任務があり
文明化が遅れている惑星に美しき緑の星の住民が派遣され
その星の現状を調査したり、文明の方向性を軌道修正したりする。
危険な惑星である地球への派遣に
美しき緑の星の住人は誰も手を挙げて行きたがらない中
「わたし、行ってみたいわ」 と勇気ある主人公ミラが
地球派遣の任務に1人手を挙げる。
そして、美しき緑の星、宇宙の常識から見た今の地球は
彼女にはどう見えたのか。
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地球に派遣された美しき緑の星の女性ミラと関わると
それまで今の社会にがっちり接続(洗脳かも)されていた脳が解放され
「接続解除」されていく。
ある男性が木に抱きついて
「ホ・オポノポノ」を口にしたのが印象的だった。
「ごめんなさい、ありがとう」と。
話は少し逸れるけど、先日聞いたJ-WAVEラジオ「BIBLIOTHECA」
という番組での話がとても腑に落ちた。
モノがなかった戦後生まれの人々は、モノを得るために
一生懸命働いて車や家電などを買っていた。
現在はモノで溢れているので、特に若い人たちは物欲や所有欲がなくて
物質ではないところに価値を置いている。
こんまりさんが流行ったのもそういう時代背景があったから、と。
なるほど、カーシェアが出てきたのも納得や。
昨年かなりの大断捨離をしたー!と思ってたけど
この映画を観たらまだまだ考える余地がありそう。
定期的に観て、この感覚を思い出したいわ。
使ってないのに手放す決心がつかなかったものも手放せそう。
今までありがとうって感謝して手放してさらに軽くなりたい。