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禅を語るには、太りすぎている

2018.11.25 20:51

生きるということは、何に時間を使い、何にお金を使い、そして、何に心を使うかということで為っている。

そこに因果というものがある。


人の心には得体の知れない不安が宿るときがある。

自分に未来はあるのだろうかといった不安もある。

健康や身体の不安もあるだろう。

お金の心配、人間関係、子どものこと、そして尽きることのない欲望が不安を生むこともある。

どうしたらそのような不安を取り除くことができるだろうか。

昨日読んだ本には「一隅(いちぐう)を照らす」や「自灯明」という言葉が書かれていた。

これらの概念が、人を不安から助けるだろうか。


今ここにあるということ。

本当は、今が満ちた時間で、ここに「ある」ということに不安はない。

それでも、自分を照らすあなたという存在が、より光るようにはなれる。

その光でもって、人は不安を無くすことができるだろう。

だが、どちらにしろ、今の私が禅を語るには、太り過ぎている。