皇后杯、武庫川女子大学戦
2018年11月25日、佐久総合運動公園陸上競技場を会場に、皇后杯2回戦
AC長野パルセイロレディースvs武庫川女子大学
の試合が、13時30分キックオフで開催されました。
この日は所用+私の凡ミスにより、会場に到着したのは65分頃。駐車場が数台分空いていて本当に助かりました。皇后杯はなでしこリーグと比べ多少規定が緩め(主催がリーグと違う、各競技場規定に準ずるなど)な感じがするので、試合中の写真もいくつか使用します。まずかったら削除します。
パスを出す野口美也副キャプテン。時々思うけど、なんかぎこちない(笑)
途中出場し、再三左サイドを突破していた中村ゆしか選手。
同じく途中出場、左ボランチの位置でゲームをコントロールしていた中野真奈美選手。リーグ戦後半戦では蹴らなかった左CKから1アシスト。
決定機をGKに阻まれ天を仰ぐ滝川結女選手。両チーム通じて最多6本のシュートを放ちましたが、得点には結び付かず。
パルセイロレディース側のゴール裏。昨年より多かったかな。昨年よりもお天気に恵まれ、発表された観客数は745人でした。
武庫川女子大学側の応援。同じサッカー部の子たちかな。カンペ役が頑張ってました。
2アシストを記録した神田若帆選手。
今日の2アシストを加算して、今期公式戦は合計263分で5アシストと驚異的なアシスト率を記録。90分(1試合換算)だと1.71。アシスト数チームトップの中野選手が、この日の1アシストを合算しての同数値が0.33なので、1.71は異常とも言える高数値。相手が違うのを差し引いても、神田選手の正確なFKと状況を見定めたラストパスは大きな武器だと思います。
3本のシュート(全て後半)を放ち2得点を記録した西川明花選手。
試合や練習を見ている人にはお馴染みの、セットプレーからのヘディングで決めたチーム2得点目もさることながら、次の得点が、翌日の新聞で「(自分)らしくない」というコメントにもあった、右45°からのループシュート。綺麗に決まりました。
この西川選手のループシュートでのゴールのキッカケになったのが、武庫女ボールの時にGKにまでギリギリのプレッシャーを掛けに行った滝川選手。これを左サイドで味方選手がカットし、ショートカウンターを神田選手が右にラストパス、〆が西川選手のループ。自身が決められなくても、チームを助けるファインプレーでした。
以前の出場はサイドハーフで、多分センターバックとしては初先発の内田選手。野口選手と共に「スリリングな(某サポさん談)」コンビを形成(笑)本人も試合後のコメントではやや反省気味でしたが、コメント冒頭の相手の評価「フレッシュでチャレンジャーな相手」が、どうしてもルー大柴さん的な感じで脳内再生されてしまい笑ってしまいます。他選手のインスタストーリーに出演するなど、徐々にいじられ役としても才能が開花?
交代時の滝川選手。この日の悔しさは、次の試合で後輩たちにぶつけてください(笑)
神田選手の右サイドからのFKを、競った選手がGK含め誰も触れず、ボールはワンテンポずらして飛び込んだ野口選手の足元へ。最後はわちゃわちゃ(公式記録では「2タッチ以上」)しましたが、相手のオウンではなく野口選手のゴール!CBなので急いで自陣に戻りましたが、途中ゴールパフォーマンスをしたかったのかヘンテコなポーズを映してしまいましたw
この日、主審を務めた宮崎さん。10月6日のレッズレディース戦ではUスタで主審を務められていました。
私は試合の3分の1程度しか見ていないのでトータルでの言及は出来ませんが、後半ファールで試合が止まった時に、本田監督にピッチサイドから抗議されていました。私が聞こえた限りでは、レイトチャージが繰り返されているのに警告が出ないことへの抗議と聞こえました。前回も監督・選手から抗議を受けていて、どうもパルセイロレディースとは相性の悪い審判さんとなってしまいました。
この方だけでなく、リーグ後半戦や国体予選でジャッジに疑問を感じることが多かったので、近い内に記事にしてみようかと思います。
武庫川女子大学は、85分に珍しいケガ以外でのGK交代。4失点とはいえ決定機を止めるなど活躍していた岸本選手は、交代直後に監督さん?と握手。大学生以上のどのチームもそうですが、今のメンバーで試合が出来るのは皇后杯が最後。交代出場した3年生の金丸選手にとっては5分間でも来年に繋がる経験、岸本選手と監督にとっては4年間のお互いへの感謝の握手だったのかもしれません。
競り合った直後、木下栞選手が地面に落ちて一瞬起き上がらず緊張感が走った場面。
小泉選手に起こしてもらう前は、ファールじゃないの?という感じで大事にはならず一安心。前半には先制点を決めましたが、それ以上に大きいなと思ったのがフル出場。実は夏場にケガをして以降、先発での最長は新潟戦での70分。フル出場は後半戦以降では初めてでした。貴重な戦力がようやく戻ってきてくれた感じがします。この日はトップ下に近い位置で活躍していました。
皇后杯の40回記念ポスターにも現役時の写真が掲載されていた本田美登里監督。
1-0のまま前半を終えるなど思い通りにはならなかった面もあったようですが、勝利したことで次の試合も見据えて主力組温存、サブ組の多くの選手が結果を出せたのは大きい成果でした。
最後の最後、ロスタイムに小泉選手のスルーパスから決定機を迎えた中村選手。
ただ、GKをかわしに行って大きく伸びてしまい、切り返した後も追ってきたGKにキャッチされ得点はならず。惜しい・・・
そのまま試合は4-0で終了。選手の挨拶直後には武庫川女子大学→パルセイロレディースの順に、ゴール裏同士で相手を讃えるコールがあり、スタンドからも拍手が送られました。
実はスタンドに入る前に立ち寄った皇后杯オフィシャルガイドブック売り場。
某先輩が前日におねだりをしたらしく、この日の後半開始後に購入した方のみ、ポスターも付いてくることになっていたみたいです。私がおまけ付き第1号だったらしく、混乱を避ける為か試合終了までは(ポスターの件)口止めされました(笑)
個人的に負けられない闘い。昨年もあったので絶対あると思って期待してました。
この日は5回分(1,000円)のみ。それでも持っていなかった風間選手のリストバンドが出たので勝利!当たりも入っていましたが、昨年の本田監督の特大キーホルダー。通算3個目?まあ非売品なのでいくつあっても嬉しいですけど。後で本田監督にサインいただきました。また夏みたいにリバフロに置いといてもらえば、回すのに・・・(病気)
この後、遅れてきたのにこのまま帰るのも残念なので、スタンドからの撮影に加えて、久々にチームバスでの出待ち&見送りをすることに。他にも大勢のサポさんが待ってました。
無失点で抑えた池ヶ谷選手と、大活躍の野口選手。手前でブレてるのはこの日お休みだった坂本選手。キャプテン+副キャプテン2人が1枚に収まってました(笑)
大ケガから回復中の鈴木陽選手。
明るく振る舞ってはいましたが、ちょっと悔しさも感じられた滝川選手。
風が強くても最高の笑顔でサポーターに大人気の三谷選手。先発して67分までプレー。遅れて行ったのもあり、試合中はほとんど見ることが出来ず残念。
5月6日のアウェー日体大戦以来の1試合2得点、西川選手。
先制点を決めた木下選手。
大活躍の野口選手。ゴールは初(本人がそう言ってましたw)、アシストは今シーズンの開幕戦、アウェー新潟戦の決勝点以来。昨シーズンはケガで全休だったのが、今年は開幕当初はSB、後にCBと頑張りました。
池ヶ谷選手と中野選手のベテランコンビ。
内田選手。野口選手と共にCBで先発フル出場。
運営を手伝った地元の女の子たち?も、出待ちに参加。
鈴木陽選手のサインを貰いに行った子が感極まったのか泣き出してしまい、周囲の子は大爆笑したりもらい泣きしてたり。ケガさえなければ世界大会に出てたかもしれない選手ですもんねえ。ファンサしてもらって当たり前なんて思わないよう、この子たちの笑顔や涙を見習いたいなと思いました。
本田監督も運営の皆と記念撮影。
小髙選手、池崎選手、中村選手。
寒い中、足を止めて撮影させていただきありがとうございました。小髙選手(大分)と池崎選手(宮崎)は、次の試合会場が広島と比較的近いこともあり、応援も多くこられるかな?まだパルセイロレディースでの公式戦出場が無い2人。出番を期待してます!
多くのサポ・スタッフに見送られてチームバスが出発。次の試合も勝利を期待してます。
次の試合は12月2日(日曜日)、広島広域公園第一球技場で14時キックオフ。エディオンスタジアム広島とは同じ広域公園内の別施設です。
相手は、多くの選手のルーツでもある常盤木学園高等学校。昨年に続いての対戦です。昨年は事前にパルセイロレディース入団内定が決まっていた滝川選手が常盤木に、今年も同様に内定している中村恵美選手が常盤木の主力としてパルセイロレディースの前に立ちはだかります。