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何者かになる過程

【ヒノカサ】集中した稽古をしていました

2018.11.26 13:01

こんにちは、日野あかりです。

随分寒くなってきましたね。ケンタッキーで延々とクリスマスソングを聞きながら、この記事を書いています。棚の角に頭をぶつけたい。


月曜日からスタジオにて集中稽古に入っています。

小道具や仮の大道具を使いながら、細かい動きや段取りを決めていく稽古が続き、頭フル回転の日々です。


少し内容がわかっていた方が見やすい気もするので、軽く説明をすると、『瞑目のパノラマ』は「生と死」みたいなものがテーマです。(どーん)

永遠に年を取らず、死なない(死んでもクローンとして生き返る)少年少女は、兵士として過去は本物の戦争を、いまはショーとしての擬似戦争に従事しているという設定ですが

これ、物語としての特異な設定じゃない気がして来ているんです。

代替可能な世の中で、自分を自分として保つために、兵士は死を目の当たりにすることで生きていることを実感する。

同じようなことって今もあるなぁ、と思う。し、より生きている実感を得られにくい世の中だから、彼らよりもむしろ死んでいるのかもしれないとも思います。

わぁ、中二病みたいなことを書いてしまった。


わたしが演じる役は、そういう世界の丁度を整える役割を担っている存在です。だから兵士たちの生き様とは少し離れたところから、見守ったり、放置したり、一定の距離を置いているような感じです。

ーー

このあたりまで書いて、果ててました。

今日は小屋入りで、大掛かりなセット組を見守るだけのわたしでした。。

初めてこんなセットのなかで芝居をする・・!というのが楽しみです。皆さんにも面白がってもらえるのではないかな、と思います。

ちらみせ、

明日は場当たりです。わくわくするなぁ。


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ひの