Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

SELECT SALON CLUB

値上げのマーケティングロジック⑧

2018.11.26 15:11


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


例えば、大手の有名レストランが「芝エビ」と表示しながら実際は「バナメイエビ」を使用したり、「車エビ」と表記しつつ実際は「ブラックタイガー」を使ってたり、食材偽装問題まで起きたりする訳ですね(ー ー)


当然、偽装なんてとんでもない話ですが、これは、業界のモラル低下ということだけでは 片付けられない問題で、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「安くて良いモノを提供するのが企業努力である」という行き過ぎたイメージに影響を受けた消費者から、


「高級なエビを安い値段で食べたい!」

「もっと安くて良いモノを!」


と強いプレッシャーを受け続け、ギリギリのところで企業が一線を越えてしまった例でしょう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


こういったことから、結果的には、「値下げ」という行為はダイレクトに経済を低迷させてしまいます。


したがって、会社から見ても、社会から見ても、値下げは最悪な経営手法と言わざるを得ません。


こういったことが長らく続き、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


エンドユーザーも「安くていいモノもあるけど、そうじゃないのもあるぞ」と気付き始めてます。


それでも、「たくさんの青りんごの中に ひとつの真っ赤なりんご」でご紹介した通り、最初から低価格帯の手軽軸で戦っているサロンであれば、まだ多少の理屈も分かりますが、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

→値上げのマーケティングロジック⑨へ