『ライフキャリア 〜 人生を再設計する魔法のフレームワーク』を読了
千葉智之さんと原尻淳一さんの新著『ライフキャリア 〜 人生を再設計する魔法のフレームワーク』を読み終えて思ったのは、、、「あーー、この本の主人公(建設会社勤務の秋山さん、50歳)が辿っているプロセスは、37歳の時の俺だなー」ということ。
25歳で起業してから、ずーっと留学事業をやってきた僕が37歳で本を出せることになったのですが、自分が専門にしてきた「留学」をテーマにした出版企画書はダメ!と言われてしまい、、、
え?俺、留学以外に専門性ないんだけど。。。
留学以外に書けることなんてないんだけど。。。
と思ったことを今でも覚えています。
つまり、この本でいうところの、「自分には仕事でやっていること以外に、稼げるような資産はない。」と思ったのです。
でも、それをクロスメディア・パブリッシング代表の小早川さんに伝えたら、「豊田さんは何社か会社も立ち上げていますし、いろんなチャレンジをしていますので、これまでやってきたことを1つ1つ棚卸ししたら、それがそのまま価値のある本になると思いますよ。」と言われたのです。
まさにこの本で主人公にライフキャリア研究所の所長がアドバイスしているのと同じこと。
そして、棚卸しをした結果、2007年1月にデビュー作『とにかくすぐやる人の考え方・仕事のやり方』を出すことができ、ありがたいことにベストセラー本の仲間入りまでさせていただいた結果、その後も何冊も本を出すことができました。
「すぐやる」ということに価値があるなんて思ってもみなかった僕にとって、あれは今の自分にも繋がる本当に価値のあるプロセスだったなーと心から感謝しています。
この本はまさに読者1人1人が本を読みながらそのプロセスを辿り、自分の価値(=キャリア資産)を見つけることができるものになっていて、おそらく漠然と考えている将来の不安を取り除くと同時に、楽しい未来を思い描くことができるように感じました。
ちばとも、ジリさん、この度は素敵な本の出版おめでとうございます。