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さいたま自死遺族の集い*星のしずく

5番めのひまわり

2024.04.26 05:24

思い立ったが吉日。


4月はじめ、平日狙いで『北欧の神秘』というノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画展を観に行きました。


ケータイ画面越しに流れてきた広告の『』というワードに惹かれたのか、広告に使われた『女神に蚤取りしてもらうトール(北欧神話に出てくる妖精?)』にときめいたのか。

悲しい事が起きてからは、ある種の直感を『自身を導くもの』として生きてきたようにも思います。


以前もブログで書いたとおり、お絵描き好きの有ちゃんをこころに伴って一緒にエンジョイできる神聖なスポットは、私にとっては美術館です。


静かな館内で、脳内お喋りは絶え間なく続く。

たとえ実際に聞こえる返答などなくとも、彼女ならきっとここで立ち止まって作品を眺めるであろう、ここで椅子に腰かけて待っていてくれるであろう姿も浮かびます。


少し強めの春風にのせられて、有ちゃんと(主人も連れ立って)、『北欧の神秘』に足を踏み入れに向かいました。





久しぶりに新宿西口側に出てみると、工事中の新築ビルが沢山あり、随分と様子が変わっていたことに主人はクルクルと首を回して←(;´・ω・)大騒ぎしているので!?、ちょっと動揺した私は手荷物の一つを落として風に飛ばされてしまいました。



私: 「ちょっと落ち着いてよ! メモが一枚飛ばされちゃったじゃない!」


主人: 「や、俺の所為にするなよ。お前が落としたんだろ」



 ・・・はっ・・・



「人のせいにしないでよ~~」



ときどき私に向かって言い放っていた有ちゃんのセリフと被りました!


………そうか、なにかあるとすぐに人の所為にする性質なのだな… 私は…。

(ストレスフリーの秘訣?とはいえ…これは汗)


確かに… 風に飛ばされた手荷物は主人の所為じゃない。



有ちゃんがおしえてくれているのでしょうか。

下らないことですぐに口喧嘩になる我々夫婦ですが、最近こういう気づきもあったりするので、はっと我に返ります(苦笑汗)。


此の世で生きて居ようが彼方に居ようが、居ることには間違いないあの子。

有ちゃんは鎹になって居るよな~と、本気で思うことがけっこうあります。


さて、本題の、、



 物語の主人公が魔力の宿る森に足を踏み入れるように、超高層ビルの立ち並ぶ新宿に現れた神秘の別世界(ファンタジー)に触れてみてください。

 <<SOMPO美術館 広告用リーフレットより>>


 ↓ ※撮影可画像のみ掲載しています※


📷夫婦喧嘩の芸術的表現にも見えなくもないか………(違う)。




📷童話の一コマを一枚画にした、絵本のような絵画たち。

一番下はタペストリー。




📷こちらは、エドヴァルド・ムンクが描いた雪の風景画。


新鮮ではないですか!

ムンクといえば“あの画”しか思い浮かばないので(;'∀')。




📷これも童話や神話の一コマを一枚画にした作品群。


トールの蚤取りをする女神の姿に、異様に惹かれた私です。。

(となりのトトロでメイちゃんのセリフ「あなたトールでしょ!?」を思い出し、ああ、やはりトトロ好きだった有ちゃんもガン見してるよな~実物を見たかったのだろうな~と解釈)




📷画展ラストの締めに、サプライズの如くゴッホのひまわり(5番目に描かれたとされる)が、厳重にガラスの向こうに展示されていて、ドキーーン🌟🌟


これと同じ構図の(4番目に描かれたとされる)ゴッホのひまわり画、10分の1サイズのダミーが、うちの玄関に飾られているのです!

今の自宅に住みはじめ、家族4人で美術館ショップで選んだ大切なダミー画なのです。



有ちゃんめ。

(これを見せたかったのだな~、や、観たかったのだな~と解釈)



この日のお持ち帰りは、ムンク画のポストカードに決まりました。

お洒落に額装したので、それっぽいでしょ( `ー´)ノ


 ↓


📷『ベランダから』/🎨ムンク


絵画鑑賞する私と有ちゃんの後ろ姿ということで(´・ω・)(・ω・`)

これぞ神秘のシメ!?



また来ようね🌟🌟


愛しい悲しみ、切なさを胸に、彼の世の娘との付き合い(交流)が、ますます上達してきているこの頃。。

星のしずく*管理人




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