ついにサカナクションを観てきた
思い出として忘れたくないので書いておく。
サカナクション完全復活!およそ2年ぶりの全国アリーナツアー
『SAKANAQUARIUM 2024 "turn"』
4月21日(日)、幕張メッセにソラ美と観に行ってきました。
(ライブ終演後、熱気冷めやらぬ会場にて)
サカナクションのファンになったのはアルバム『834.194』が出たあたり…かな?
フロントマン・山口一郎さんのとあるインタビュー記事を見てとても共感し興味を持ったのを覚えている。
それまでサカナクションの名前はもちろん知っていたし曲も何となく知っていたけど、勝手に“オシャレな音楽”と線を引き自分の好みとは違うと敬遠していた。
だけどちゃんと聴いてみると(彼らの音楽性を一言では表せないが)「フォークとロックとダンスミュージックの融合」という決して好みとはかけ離れていないポップ性もある音楽で、むしろ好きだった!!笑
(食わず嫌いは怖いよねぇ)
とにかく一曲一曲のクオリティが高い。音楽の創り方もそうだが、その音に乗せる歌詞も一言一言吟味されて洗練されていて…物凄い拘りを感じる。
そしてそれは音源だけでなくライブに対してもそうで、音響への拘り方なんて半端ない!MVとか映像関連もそうだし…自分たちにしかできないアプローチと新しいことに常に挑戦しているバンドだと知った。
一つ一つにきちんとコンセプトがあり、全てに対して“ものづくり”を真剣にやり抜いている。
特にコロナ禍では一郎さんの活動、姿勢にはとても影響を受けた。同世代ということも大きいと思う。立場は全然違うけどやり方とか考え方とかすごく参考にさせてもらっていた。
そんな彼らの4年越しに観れた(私にとっての)初ライブは…えぐかった!!!
もちろんいい意味で。
凄いとか素晴らしいとか最高とかそういうのを超越したような、そんな感じ。
幕張メッセの会場は全て平面で、客席後方のエリアにいた私たちはステージは疎かステージ左右にあった大きな液晶も垣間見ることしかできなかった。
だから全ては音、そして天井に反射する照明の光。
密集する人たちの振動、波動。
歓声。
ひしめきあった客席はサカナクションの音楽を全身で浴びたい人々の熱が充満していた。
視界は遮られているのに、伝わった。
ライブとは空気だ。
それを肌で感じた。
事細かに書けば色々記したいところだが、ツアーは始まったばかりでネタバレになりそうなのでやめておく(Θ∀Θ)💦
とにかく!今まで室内で聴いていた音源や映像や配信ライブが生で体感できたことに感動した。興奮した!!
また見たい。
また感じたい。
欲を言えば…
今度は視界でも5人を感じたい!!!
(やっぱり動く姿を見たいよね笑)
(サカナクションの音楽を全身に浴びて大変満足したご様子。ツアーTシャツ似合ってるじゃん!😊)
サカナクション様
完全復活おめでとうございます㊗️
“新しい”サカナクションをこれからも応援しています!!
あ、最後に。
グッズもすごいの。
ちゃんとしているの!
一つ一つがチャック式の袋に入っていたのだ!!
(薄くないのよ、厚みもあって再利用できるのよ)
すごいホスピタリティ。
商品にも愛を感じるよね。
(他の方もやっているのかもしれないけど。すみません私が最近の事情を知らないだけかもしれないけど🙏)
久しぶりに生で見た、どデカいライブ。
やっぱり良いねライブは。
ここずっっっと触れてこなかったから頭の先からつま先まで体中に沁み渡った。
どんなライブでも、行けば “良いもの” なのは分かっている。
それなりのお値段がするってのも理由の一つだけど、やはり一番はそれに伴う行動を起こせなかった。
心が動かなかった。
だけど、
波はあるんだけど、
この波は(一郎さんと同じで)ずっと付き合っていくものだと思うので。
その波を乗りこなしながら、これから活発になっていく音楽フェスのどれか一つでも今年は観客として浸りに行きたいなぁ。
そんな気持ちをまた持てたのは大きな一歩。
そんな気持ちを持たせてくれてありがとうございます、サカナクション!!
相変わらず一進一退の日々だけど、
進める時にはちょっとずつ進んでいきます。