養生 春は髪をほどいて、ゆったりした服を着る
今回は養生についてきままに書いていきます。
東洋医学では、春は「肝」や「木」「酸」「筋」「風」と関係が深いと言われています。
木は「成長」や「伸びていく」といったイメージがあるため、縛り付けられるのを嫌います。
なので、養生としてはのびのびゆるゆるがテーマ。
髪の毛はおろして、服はゆったりめを着るのがおすすめ。
また、五臓では「肝」と関係が深いと言われています。
上記の通り、気がのぼりやすくなり頭部に溜まりやすいため、
イライラしやすくなったり側頭部がしめつけられやすかったりします。
(専門的に言うと肝の表裏である胆の経絡の通り道)
セルフケアのツボでおすすめなのは足背部にある「太衝」です。
足の親指と人差し指の付け根が交わるあたりです。
このあたりがゴリゴリとした痛みがあれば効果あり。
また、「酸」とも関係が深いと言われています。
よく酸っぱいものをとるといいとよく言いますが、、、実は深く追求していくと、関係はあると記載はりますが古典「素問」には摂ると良いとまでは書いてないようです。
酸味は筋肉を滋養するので理屈的にはほどよく摂るとよいかな〜?とは思います。
なので運動後のはちみつレモンは実は理にかなっています。現代で言えば含まれているクエン酸は筋肉のエネルギーをつくる、ATP産生の材料になります。運動後の筋肉へのケアにはいいんだなと。
「風」については風が吹く=めまいがしやすい季節という解釈です。
更に専門的にいえば、手指の震えや、足のムズムズ、脳卒中なんかも「肝風」によるものと中医学では考えます。
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ちなみに2024年「甲辰(きのえたつ)」と言われ、甲は木を象徴しており、辰は登っていくイメージです。
さらに、きのえたつの真ん中に来る「え」についてですが、
毎年交互に「え(+)」「と(ー)」がきます。
今年は「木プラス」で辰なので成長にうってつけ。
この理論でいくと来年は乙巳(きのとみ)となり、「木マイナス」
60年で干支が1周するというのは5つとプラスマイナスとなる「え・と」の組み合わせである「十干」✕「 十二支」の組み合わせで1周するから〜〜〜〜〜〜
いやこれ長いし収集つかなくなってきたのでいつの日かあらためて書こう。。。。。。
もしくは直接あったときに聞いて下さい。