【INNER CHILD】チャイルドが新たなチャイルドを生む悲劇
この3月4月、インナーチャイルドセラピーを
ご希望される方がとても多くいらっしゃいます。
新たな節目となる春という季節が
大きく関係しているかと思いますが・・
ツインレイセッションでのお話しを通して
ご自身の中で佇んでいるチャイルドの存在に気が付き
「チャイルドを癒してあげたい」
「癒してあげて楽になりたい」というお気持ちが
何よりもの原動力となっておられるように感じます。
そのお気持ちは
ご本人が『本来の私を取り戻す為の一歩』を
確実に踏み出したことを如実に表してくれています。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
インナーチャイルドセラピーにおいて
皆さまのお話しをお伺いしている中で
見えてくるものがひとつあります。
それは・・
ご相談者さま達のお父さま / お母さまも
幼少期に辛く悲しい経験をなさっている ということです。
もっと分かりやすくご説明すると
ご相談者さま達のお父さまやお母さまは
ご両親 / ご家族から十分な愛情を得られずに、ずっと
不足感を抱いたままで「親」になっておられるのです。
即ち、お父さまやお母さまのお心の中にも
インナーチャイルドがいるご状態だと言えるでしょう。
両親や家族から思うような愛情を得られずに育つと
人は『愛される』ということに対して迷子になります。
同時に「自分には愛される価値がない」との思い込みも
無意識の内にどんどん大きくなっていくでしょう。
愛されることがどういうものなのか良く分からず
愛される価値を見出せない人が「親」になった場合
自分の子供にも同じようなことをなぞらえてしまいます。
つまり、自分の子供に十分な愛情を注げなくなります。
何故かと言うと、『愛されること』を知らないから
そして『愛されること』を体験していないから
子供に愛情を注ぐことが難しく感じられるのです。
愛情を注げない代わりに
幼少の頃に味わった自身の辛い経験をそのまま
自分の子供に対して再現するケースが顕著になります。
具体的な例を挙げると
子供の考えや思いを否定する / 子供をエゴで抑え付ける
子供の気持ちに寄り添ってあげられない などです。
いずれも子供たちの当然の権利に反するものですが
「親」の側に根強いチャイルドが存在している限り
愛ある潤滑な親子関係を築くことが出来なくなります。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
「親」たちの中に居るチャイルドが
世代を超えて新たなチャイルドを生み出す現実を
日々目の当たりにしています。
ですが、ただ目の当たりにするのではなく
この悲しい連鎖をご相談者さまの代で終わらせたい。
ご相談者さま達のお子さまには
決して悲しい思いをして頂きたくない。
その為にはまず、ご相談者さま達のチャイルドに
笑顔を取り戻してもらわなくてはなりません。
所謂『毒親』に悩まされているご相談者さま達は
「自分に非があるかも」とご自身を責めておられますが
全くと言って良いほど皆さまに非は無いのです。
あくまでも、親側に非があると断言できます。
ですが、親が抱えているチャイルドの存在に
ほんの少しでも理解を示してあげられると
ご本人の癒しは確実に解放へと向かっていきますし
皆さまにはそれがお出来になると信じています。
インナーチャイルド関連記事
各セッション詳細 / SNS等はLinktreeからご覧頂けます