貴方の神様は誰?
TVを観ていたら、「貴方の神様と思える人は誰ですか?」って一般の人に聞く番組を放送していた。
それを観ていて、私だったらと考えたが、私には一人しかいない
森文雄さん
私にローラ-スケ-トの世界を教えてくれた私の師匠です。
51年前テレビ東京(東京12チャンネル)で放送していた「日米対抗ローラーゲーム」の日本チームの「東京ボンバーズ」の初代キャプテンのタイガー森さんである。
1972年のある日、近所にできた「東京ボンバーズ」の練習場に学校が終わった後に、毎日通ってシャッターのすき間から覗いていた。
ある日に後ろから声をかける人が居た。
振り返ると、TVで見慣れた人、タイガー森さんだった。
森さんは「毎日見に来てるけど、そんなに好きなら親の許可をもらってくれば入れてあげるよ」
思いもよらない言葉に驚いたが、家に帰って父に話したら、格闘技好きの父は二つ返事でOKを出した。
すぐに入門したが、まだトレーニングスクールが始まる前だったので、1軍選手以外は私だけ。
会員証も間違えて1軍用の番号の8番
これは今でも自慢です。
スケート靴も買って、練習初日。
私はかんがえた、あれ?俺ローラースケートを滑ったのは小学校の時にサンダルローラーだけだ(笑)
それから毎日地獄の日々が数か月続いたが、元来の負けず嫌いが功を評してどんどん上達していった。
森さんは、ヨタヨタ滑る超初心者の私を、ボンバーズのキャプテンなのに私の練習に毎日付き合ってくれた私の恩人でもある。
森さんとは今でも交流があり、師匠か私が死ぬ前に、一度長崎に行って森さんに会いたいと思っています。
写真・図版(2枚目)| 「有名になったのに生活はみじめ」タイガー森が語る「ローラーゲーム」 | AERA dot. (アエラドット)
70年代、ローラースケートブームを生み出した「ローラーゲーム」。東京ボンバーズのメンバー・タイガー森(森文雄)さんが、当時の実情を明かした。