高齢者の入浴中の事故に注意を!
入浴前に脱衣所や浴室を暖め、41度以下10分以内で。
家庭の浴槽での高齢者の溺死者数が、冬季に増えることから、消費者庁が毎年注意喚起しています。
用心するに越したことはありません。
安全に入浴するために、以下の点に注意しましょう。
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
(2)湯温は41度以下、湯に漬かる時間は10分までを目安にしましょう。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
(4)アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控えましょう。
(5)精神安定剤、睡眠薬などの服用後入浴は危険ですので注意しましょう。
(6)入浴する前に同居者に一声掛け、同居者は、いつもより入浴時間が長いときには入浴者に声掛けをしましょう。
詳細は・・消費者庁HP http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_013/
もし、浴槽でぐったりしている人(溺れている人)を発見したら、以下の手順で救命措置をとりましょう。
1.浴槽の栓を抜く。大声で助けを呼び、人を集める。
2.入浴者を出せるようであれば浴槽内から救出する。直ちに救急車を要請する。
(出せないようであれば、蓋に上半身を乗せるなど沈まないようにする。)
3.浴槽から出せた場合は、肩を叩きながら声を掛け、反応があるか確認する。
4.反応がない場合は呼吸を確認する。
5.呼吸がない場合には胸骨圧迫を開始する。
6.人工呼吸ができるようであれば、胸骨圧迫 30 回、人工呼吸2回を繰り返す。
できなければ胸骨圧迫のみ続ける。
詳細は・・消費者庁HP http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170125kouhyou_1.pdf
いざという時のために、救命講習を受けるなど、応急手当を覚えましょう。
応急手当で助けられる命、後遺症を軽くできることがあります。
家族に万一のことがあった場合、助けることができるのは貴方だけかもしれません。
詳細は・・平成30年度 救命講習開催スケジュール(筑紫野太宰府消防本部HP)