Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Yoshinori Tomita's Ownd

シャンプーを制する者は・・・

2015.05.14 15:35
お客様の自論で、
「シャンプーが上手い美容師はカットも上手」
というのを聴いた事があります。
そのお客様は、上手な美容師を見分ける自分なりの基準として、そういった方法がおありなんでしょう。


もちろん、美容はそんな単純な事だけではなくもっと奥が深いものです。
ただ、この自論はあながち間違えではないかもしれません。



お客様に実際に気持ち良さを直接伝えられるのは、シャンプーとマッサージしかありません。
そのシャンプーやマッサージは、単純にマニュアルをこなしただけでは人に感動を与える事は出来ません。

お客様に上手だと感じていただくには、その人の好みの力加減やツボを読み取り実践しなけばなりません。
その好みやツボは人によって違うもの。

先ずは、お客様を見た「視覚」、好みを会話から聞き出す「コミュニケーション」、お客様の頭を触り、頭皮の色や硬さ、張り具合、骨格、更に、毛量や髪質等を指先のセンサーから感じ取り、力加減や指先の角度、指の開き具合、顔周りや耳周りの繊細さ、指を動かす大きさや強弱等への変換によって、その人に合わせた気持ちいいシャンプーを提供する。

この作業は、コンサルテーションにて、お客様のニーズを聞き取り、同じ様に視覚や聴覚、触覚を駆使して再現性の高い、その人にあったスタイルへと変換する作業に共通する部分が多いからです。


今現在、4月に入社した新人達は一生懸命シャンプーを練習しています。
上記のことからも、やはり、簡単に、このくらいでという中途半端な状態でお客様のシャンプーに入らせるのは、もちろんお客様に対して失礼だし、サロンのレベルを自分達で下げる様なものだし、何よりも、そんな状態で入客した本人達が可哀想だと思う。

今年入った可愛い可愛い新人ちゃん3人が1日でも早く入客出来て、お客様から「気持ち良かった❗️」と言っていただき、シャンプー指名が次から次に舞い込んでくるのを楽しみに、心から願っています。

3人共、がんばれ〜〜〜‼️