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Yahoo!ニュースよりースタートの音を光に変える「スタートランプ」を!ろう者界のトップアスリート岡部祐介さん

2018.11.28 00:53

陸上のトラック競技でレースのスタートを告げる「音」――、それが聴覚障がいのある人には届かない。そのため、健聴者と一緒の大会への出場を渋ったり、スポーツそのものに苦手意識を持ったりする人が少なくないという。その現状を目の当たりにして、「だったら」と考えた人たちがいた。スタートの音を光に変える「スタートランプ」を日本で作ろう――。今なお課題が多い障がい者スポーツの環境整備。それを少しでも前進させるための地道な活動の様子を、陸上競技の現場で追い掛けた。(文・写真=吉田直人/Yahoo!ニュース 特集編集部)


「スタートランプ」を使ってみよう

ひときわ暑かったこの8月。

お盆明けの18日、東京都江東区豊洲の屋内ランニング施設で「デフキッズ陸上教室」という催しが開かれた。集まったのは小学校2〜6年生の5人。“聴こえ”の程度は異なるが、全員、聴覚に障がいがある。「デフ(Deaf)」は「ろう者」という意味だ。

会場には、にこやかに手話で話す岡部祐介さん(30)の姿があった。「両側感音性難聴」という聴覚障がい当事者で、「補聴器を外すと、飛行機の音がやっと聴こえるくらい」と言う。岡部さんはろう者界のトップアスリートでもある。


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「よーい、スタート」の音を光へ ろう者スポーツの課題に挑む