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マヤ

『W旦那+(プラス)』 はじめてのおつかい⑧三代目妄想劇場 特別編

2018.11.28 23:00

健二郎はリビングに来て臣に声を掛けた。


健二郎「臣ちゃん、ちょっと愛息お借りします」


臣「なに?急にあらたまって…」


健二郎「エエから、たっくん!健ちゃんとこおいで」


隆臣「なぁに?健ちゃん」


隆臣は健二郎の膝の上に向かい合って座った。


臣「うし、今のうちに飲むぞ♪」


隆二「臣!俺もなんかついできて」


臣「同じものでいいか?」


隆二「うん」


隆二はスルメをかじりながら片手で子猫を撫で、興味津々で二人を見ている。


健二郎「あんな、たっくん。いろんな人や動物にはちゃんと名前があります」


隆臣「しゃんだいめでしょ?」


健二郎「うん、それな。今日は健ちゃんからごめんなさいさせて」


隆臣「なにしたの?健ちゃん、悪さしちゃダメよ」


健二郎は「せやな。健ちゃんはたっくん限定で間違ったことを教えてました」


隆臣「なぁに?」


健二郎「スーパーにおった散歩中のワンコも、ペットショップの鳥さんにもちゃんと名前があるんや」


隆臣「しゃんだいめじゃないの?」


健二郎「そうや、今のところ日本で三代目が名前についてるのは俺らだけやな」


隆臣「しょーなの?健ちゃんやエリたんやのっぽしゃんやそれから…」


隆臣がちっちゃな指を折りながら名を上げる。


隆臣「のあのパーパになおちゃん、パーパとおとーしゃん」


健二郎「そう❗いまんとここの7人が三代目って名前なんやで」


隆臣「びっくりした❗」


健二郎「健ちゃんが間違ったこと教えてたんや、ごめんな…たっくん」


隆臣「いーよ♪」


健二郎「そっか、ありがとう」


直己「あれ?スムーズに解決した」


隆二「やっぱ大元は健ちゃんだったか」


隆臣「健ちゃん、じゃあね、ニャーにゃのお名前もしゃんだいめじゃダメね」


健二郎「そーやな、三代目は俺らと被るし…」


健二郎「そもそもこの子、オスなんかな?」


隆二「残念でした、レディだよ」


健二郎「女の子か?せやな余計なもんついてへんし」


隆二「健ちゃん、そこ触れんなよ」


健二郎「なんで隆二が赤くなっとんねん?」


臣「なになに?メス猫ちゃんなの?」


臣は手にしたグラスをひとつ隆二の前に置き、またドカっと胡座をかいた。


隆二「なんか臣が言うとやらしく聞こえるね」


健二郎「わかる!えろいな」


臣「なんでやねん」


直己「この子猫、ペットショップでもひときわ美人で人だかりができてたな」


健二郎「あ、そうか!直己さん知ってたんっすよね」


直己「そりゃ知ってるよ。血統書付きのお嬢さんだ」


隆臣「ニャーにゃ、おんなのこなの?」


健二郎「せやで、たっくん。名前なぁ…女の子やったら何がエエかな?」


隆臣「健ちゃんがちゅけるの?」


健二郎「ちょっと待ってや、隆二と臣ちゃんから一文字づつとって《りお》ってのどーよ?」


隆臣「りおはダメよ、ニャーにゃにしゅるね♫」


健二郎「え⁉︎たっくん、なんで《りお》アカンの?」


隆臣「ダメなのよ、健ちゃん」


健二郎「ええ?なんでや、たっくん…めっちゃ気になる。あ!わかった、保育園で好きな子でもできたか?」


隆二「酔ってんのか?健ちゃん…たっくんまだ入園してないし」


健二郎「そうやんな。え?なになに?なんでアカンの?たっくん教えてーな!」


隆臣「りおはないない!ニャーにゃがいいのよ」


健二郎「そんな…猫族の総称みたいなネーミング」


隆二「猫族言うな  笑」


臣「じゃあ決まりだな?メス猫ちゃんの名前はニャーにゃで」


健二郎「ヤラシーな、臣ちゃん…」


隆二「ほんと臣やらしい」


隆臣「おとーしゃん!おくちナイナイ」


健二郎に抱っこされながら隆臣が手を伸ばした。


小さな手で臣の唇を摘まんだ。


臣「ふぁ…ふぁなしなふぁい💦」


隆臣「おとーしゃん!鳥さんやって」


臣「ピヨピヨ♫」


隆臣「きゃあ♫鳴いたぁ」


健二郎「あ〜あ…天下のイケメンも台無しやな 笑」


臣「ふぁに?ふぁかおみ!ふぁなしなふぁい💦」


隆臣「やーら」


隆二「あれ?デジャヴ…どこかで見たような?」


健二郎「それよりめちゃ気になるわ💦《りお》がなんでアカンのか…」


隆二「じゃあ子猫ちゃんはニャーにゃで決まりね」


臣「ふぁかふぉみ!」


隆臣「きゃああ♫」


ELLY「臣がオモチャにされてる  笑」


臣「ピヨピヨ♫」


隆臣「きゃはは♫おとーしゃん、もっとぉ❤️」


健二郎(アカン…誰も俺の言うこと聞いてない  笑)


つづく